出版社内容情報
ボーダレス経済の眼で見た生き残り術…間違いだらけの就職、雲泥の差がつく資産運用、独創的な企画発想法、リーダーシップを発揮する仕事のやり方他、２１世紀を生きるビジネスマンに贈る、ミスター・ボーダレス大前研一の自伝的メッセージ。
大前研一の自伝的メッセージ・・・２１世紀を生きるビジネスマンへ。 ２１世紀をいかに生きるか？??「大銀行のエリート行員と胸を張っていても、定期預金をすすめているだけなら、ファスト・フードを売ってるのと何もかわらない」??本書は、ミスターボーダレスと世界で称賛される大前研一の、世界的コンサルタントとしての仕事のやり方を、初めて詳細に明かしたものである。激動の世界経済の中で、２１世紀を背負って立つ、すべてのサラリーマン、若者に活用していただきたい。
内容説明
国境を越え、企業を超え、生き残れ、サラリーマン！大前研一の自伝的メッセージ。２１世紀を生きるビジネスマンへ。本書は、Ｍｒ．ボーダレスと世界で賞賛される大前研一の、世界的コンサルタントとしての仕事のやり方を、初めて詳細に明かしたものである。
目次
第１章 「知的ホワイトカラー」をめざせ
第２章 「知的に怠惰な人」は、リストラの餌食になる
第３章 実力を見極め、向上させる発想法
第４章 世界標準から見た会社の常識・非常識
第５章 年金破綻・ビッグバン時代の資産運用
第６章 デジタル・ネットワーク会社はボーダレス・ワールドだ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とも
81
だいぶ前に書かれた本だがすごいのはすごいと思う。 すごいが、私にはできそうもないことばかりだった。 ものの考え方としてとても参考になる事も、刺激になる事もあって面白かった。2021/11/24
ノリピー大尉
9
10年以上前の本だけど、今日のサラリーマンを取り巻く状況の解説は示唆に富む。会社に依存している自分がいかに危機に面しているのかを再認識した。好き嫌いせず、何にでも先入観を排して関心を持つことから始めたい。2017/01/05
shirou
8
90年代に書かれた本ですが、今読んでも問題ありません。 アマゾンの成長など一部の予想が現実化しているくらいデス。 大前さんは都知事選の立候補やホリエモンとの対談で知ってましたが、著書は初めて読みました。 興味の幅が広いせいか、含蓄に富み何でもよく知っているなぁという印象。 色々と考えさせられる良いきっかけになりました。2016/03/18
にらさき
6
オーディオブックより。前半は著者の経歴、中盤は著者が考える成長するための働き方。後半は出版頃に世界が抱えていた問題と著者の考える解決案。前、中盤に関しては科学的な効率化手法に欠けるため、樺沢の神・時間術(未読)やDaiGoの超集中力(既読)を導入すれば現在でも運用できると思った。また、世界の抱えている根本的な問題が変わっていないと思ったが、しかし少しずつ変わって来ているようにも思えるところで時代の流れを感じた。2017/04/29
isao_key
5
若いサラリーマン向けに書かれた提言集だが、サラリーマンだけではなく、これからの時代を生きていく人のための考え方や実践法が数多く述べられている。大前氏がなぜ原子炉のエンジニアからマッキンゼーの経営コンサルタントになったかの経歴も書かれていて、面白い。印象深かったのは、どこの会社でもトップは役に立つ人間と役に立たない人間といった言い方をするが、本来役に立たない人間というのは一人もおらず、使い方があるだけといっている点。これは、荻生徂徠が徳川八代将軍吉宗に出した意見書「政談」に書かれていることとまったく同じだ。2012/06/21
