タスキメシ―五輪

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タスキメシ―五輪

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093866637
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

己との闘いの舞台は、いよいよ世界へ!

己との闘いは、続いていく・・・・・・・。
箱根駅伝を終えた千早は食品会社に就職。その会社から東京五輪選手村食堂に派遣され、偶然コーチ早馬の初恋の人、都と仕事仲間に。
主将として初出場が叶った4年次の箱根駅伝では、最後の最後で「努力に裏切られた」千早。東京五輪選手村食堂では、裏方として世界のアスリートたちを支えるが、目の回る忙しさの中、自分の仕事への情熱が呼び起こされていく。駅伝では「努力に裏切られた」が、「裏切られた後の景色も悪くない。裏切られた俺は、今、頑張ってます」と言えるまでに成長していく。前半の「祈る者」は臨場感溢れ、読み手の心をつかんで話さないお仕事小説。
一方、眞家春馬はパリ五輪を視野に入れ世界陸上に参戦。兄早馬との関係や、世界を相手に挑戦を続けるアスリートの心象風景が描かれる、後半の「選ぶ者」。春馬、そして高校時代、大学時代ともにライバル関係だった選手・助川、藤宮らはアスリートとして悩み、葛藤を繰り返しながらも競技生活を続けている。彼らの自分との闘いは、やがて、世界へ・・・・・・。

【編集担当からのおすすめ情報】
単行本時に、読書感想文全国コンクールの課題図書にも選ばれ、ベストセラースポーツ小説となった『タスキメシ』シリーズ、待望の第三弾。
第二弾の箱根駅伝を舞台にした『タスキメシ 箱根』後の、それぞれの登場人物の己と格闘する様子がリアルに、スピード感をもって描かれています。競技に挑戦を続け、アスリートとしての道を選ぶ者、競技は卒業し、社会人となり会社員となって仕事で闘いを続ける者、どちらの世界も情熱をもって、そして溢れる愛情と共に存在しています。この作品は、毎日を生きるすべての人々への応援歌。熱涙間違い無しの青春小説、スポーツ小説です!
駅伝およびスポーツ界の方々からも、絶賛の声を多数いただいています。

内容説明

熱涙。いよいよ世界へ!努力に裏切られた人、実った人…すべての人への熱い応援歌。

著者等紹介

額賀澪[ヌカガミオ]
1990年、茨城県生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒。2015年に、『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞を、『屋上のウインドノーツ』で第22回松本清張賞を受賞しデビュー。2016年、『タスキメシ』が第62回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(高等学校部門)に選ばれベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

285
額賀 澪、4作目です。『タスキメシ』シリーズは、初読です。 本書は、スポーツの影&裏方を描いた連作短編集の感動作でした。機会を見つけてシリーズの他の作品も読んでみたいと思います。私は、【読メスポつ部】主宰なので、ブレずにTOKYO2020の前も後もオリンピック推進派です。仕事の関係で、オリンピック選手村(跡地)の近くに行ったことがあります(但し、現状は中に入れず、将来可能性あり)。 https://www.shogakukan.co.jp/books/093866632022/12/24

のぶ

160
前二作に劣らず面白かった。話は前後編に分かれていて、前半は東京オリンピック選手村の食堂を舞台にしている。物語はフィクションだが、いろんなところに本当のエピソードが盛り込まれていると思われる。餃子が大人気だったというのは本当だろうか?オリンピックの裏方として活躍していた人達は素晴らしいなと感じた。後半では、春馬が体験する世界陸上の模様が描かれている。様々な道へ進んだ登場人物が今でも友情で繋がれているのは微笑ましい。全体を通して前半部は臨場感があり特に良かったが、後半部はやや冗長な印象が残った。2022/12/17

hiace9000

154
東京五輪半年前から今年のニューイヤー駅伝までを描いたスポーツ人間ドラマ。この『タスキメシ』、既にシリーズ化していたことを見落とすとは、駅伝ファンとして不覚極まる失態! 描き出される選手達の栄光と挫折、スポーツ祭典の光と陰、交錯する複雑な思いと実相ー、でもそれだけじゃない、そこが本作最大の魅力。2021の熱気と喧騒、歓声が耳朶に、現地で声援を送ったニューイヤー駅伝の快晴の空と空っ風が瞼の裏と肌にありありと蘇る。「努力は人を裏切るよ。ここぞというときに裏切るよ」選手と共に戦場に生きる人々の傑作、実に深面白い!2023/05/24

まちゃ

154
『タスキメシ』シリーズ第三弾。この時期は青春スポーツ小説読みたくなりますね。何かを追求した先の達成感、それが叶わなかった挫折感。それでも人には居場所がある、と感じられる、ほろ苦くも温かみのある物語でした。「祈る者」は、東京五輪選手村食堂で、裏方としてアスリートを支える仙波千早と井坂都。「選ぶ者」は、パリ五輪を目指して挑戦を続ける眞家春馬と学生時代からのライバル助川、藤宮らアスリートの悩み、葛藤。2023/01/04

モルク

142
シリーズ第3弾。前半は東京オリンピック選手村の食堂。運営する食品会社に就職し担当となった仙波とコロナ禍で勤めていた和食店が閉店となりアルバイトとして働くことになった都。オリンピックは本当に開催するのか。国民の多数の反対を押しきり1度やると表明した以上撤回されることはないんだとあの時感じた。批判にさらされるなかでのオリンピック。その時の選手村の食堂は日本食等を楽しむ選手たち、もてなす従業員の活気溢れる。後半には箱根駅伝で競った選手たちのその後、順調にいくことばかりでないが未来を見据える姿にほっとする。2023/01/23

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