出版社内容情報
プロ選手を目指す少年たちの最前線を描く!
小学六年生を対象としたJ2のジュニアユースのセレクションに臨んだ月人は、本来のポジションは、フォワードだった。しかし背が高いという理由でディフェンスをまかされることに。その試合で、相手の選手にあっさりとかわされ、ゴールを決められてしまう。それが、太陽との出会いだった。
小柄な点取り屋・小桧山太陽と大型フォワードの大原月人。個性の異なる二人が、プロサッカー選手を目指し、競争の激しいセレクションに挑戦する。 夢は必然。偶然にかなうことなんてない。累計60万部を突破した「サッカーボーイズ」シリーズの著者だから描けた、サッカー小説の最前線!
内容説明
小柄な点取り屋・小檜山太陽と大型FW・大原月人。個性のまったく異なる二人は、プロサッカー選手になるため熾烈な競争であるセレクションに挑む。
著者等紹介
はらだみずき[ハラダミズキ]
千葉県生まれ。2006年『サッカーボーイズ 再会のグラウンド』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
timeturner
3
小6の少年たちを主人公にしたサッカー小説。成神蹴冶みたいな子や水樹寿人っぽい子がいて「DAYS」を思い出した。セレクションや選抜試験の場面ばかりで試合がほとんどないまま中途半端に終わってしまったけど、これって、シリーズの1作目なのかな。2023/08/09
りょう
2
サッカーは、実はルールもよくわからないが(全世界で何億人もわかるものがわからないアホ)、中学生になる前の少年の話で、楽しく読みました。2023/08/31
hands
1
息子のジュニアユース探しをしている中で色々思う事ががあり、読み始めた。 正直、ジュニアユースを探す身にになると、内容的には物足りなさを感じる。子どもたち自身ももっといろんな感情をあると思う。 色々なジュニアユースの練習会やセレクションに参加したが、結局月人と同じように「試合に出られること」、「家から遠くない」、そして「試合を見る」が選択の判断基準になってきている。 ジュニアユースに入った後の物語を読みたい。2023/08/01
ネジとサビ
1
サッカーしている小5の息子の一押し。2022/12/15
ぷりん
1
夢を持つことが大切なんじゃなくて、夢への道を知ること、夢と自分の距離を知ることが大事なんじゃないかなと思った。月人と太陽の考え方や行動は対照的。だからこそ、プレーヤーとしての在り方を考えさせられる。2022/09/23