STORY OF UJI―小説源氏物語

個数:
  • ポイントキャンペーン

STORY OF UJI―小説源氏物語

  • 林 真理子【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 小学館(2015/03発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 34pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月04日 12時16分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093864060
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

小説史上最古の三角関係を林真理子が描く!

恋愛小説の神様による小説「源氏物語 宇治十帖」。
雑誌『和樂』で連載中から人気を博した、
平安貴族たちがくりひろげる一冊完結の恋愛群像劇。
約1000年前に紫式部が書いた「源氏物語」を現代に甦らせた傑作小説。

(あらすじ)
凡庸だが、どこか男好きのするひとりの女性-浮舟。
彼女を巡って光源氏ゆかりの貴公子ふたりが、
究極の恋愛ゲームをくりひろげる。
薫と匂宮、ふたりの男からの求愛に
思い悩んだ浮舟がとった前代未聞の選択とは?
小説史上最古にして最強の三角関係を
描ききった林真理子版「源氏物語 宇治十帖」ここに開幕!


【編集担当からのおすすめ情報】
恋愛小説を書かせたら当代随一の林真理子さんによる「小説源氏物語 宇治十帖」は、一冊完結の小説です。光源氏ゆかりの貴公子である薫と匂宮は、まったく真逆の性格をしていますが、都の女性からつねに熱い視線を送られているイケメンタッグ。そのふたりが、浮舟というひとりの平凡な女性を巡って恋のさや当てをくりひろげます。林さんが描き出す源氏物語は、とても千年以上前に書かれた小説をモチーフにしているとは思えないほどリアル! 平安貴族がくりひろげる三角関係ですが、とても人ごととは思えません。私も原稿をいただくたびに、自分の嫌なところを見透かされているような気がして、「あれ?この話林さんにしたっけ?」と思ったほどです。この小説には男性と女性の恋愛観の違い、さらには、情熱、欺瞞、快楽、代償、裏切り…といった恋愛のすべてがつまっています。平安貴族の夢物語ではない、まったく新しい源氏物語をお楽しみください。


林 真理子[ハヤシ マリコ]
著・文・その他

内容説明

凡庸だが、どこか男好きのするひとりの女性―浮舟。彼女を巡って光源氏ゆかりの貴公子ふたりが、究極の恋愛ゲームをくりひろげる。思い悩んだ浮舟がとった前代未聞の選択とは?小説史上最古にして最強の三角関係を描ききった林真理子版「源氏物語 宇治十帖」ここに開幕!

著者等紹介

林真理子[ハヤシマリコ]
山梨県生まれ。コピーライターを経て、『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を出版。『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞を受賞。『白蓮れんれん』で柴田錬三郎賞を受賞。『みんなの秘密』で吉川英治文学賞を受賞。現在、直木賞選考委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiro

95
最近、源氏物語関連の小説を読み、モチーフにした芝居も観ていたので、この本が出たのを知り、ほとんど知識のない宇治十帖に興味があったので読んでみた。光源氏の子で自分の出生に疑問を持つ薫、光源氏の孫の匂宮と、八の宮の三人の娘との恋愛関係を描いている。光源氏を中心とした登場人物の相関関係が頭に入るまでの前半は、人間関係が複雑で非常に読みにくかった。読み終えて、いくら平安時代、そして美男子で位が高くても、人前で涙を流し、プライドは高いが自分に都合のいいようにしか考えない、この男達には、まったく魅力を感じなかった。2015/05/23

優希

81
所謂宇治十帖の物語ですが、古典の現代語訳というより、源氏物語に舞台を借りた現代恋愛小説として読めてしまいます。薫や匂宮が優雅な古典の登場人物に見えなかったというのもあるでしょう。2人の傲慢さや自己愛が強いように思えました。匂宮・薫・浮舟の三角関係が嫉妬や葛藤も交えながら書いているのでとても読みやすかったです。匂宮と浮舟が関係を持ってしまう場面はたまらなく官能的でした。それにしても浮舟は哀れ過ぎです。死を決意するくらい追いつめられるのに心が痛みました。それでも最後に優しさを感じられたのが良かったです。2015/04/25

ユウユウ

60
通しで林真理子源氏読みました。薫も匂宮も気持ちいいほど最低ですね。読みやすくて源氏物語関係の本読みたくなりました。しばらくこの熱続きそうです。2019/02/19

starbro

52
他の作家の源氏物語は読んだことがありますが、林真理子版源氏は初読です。1000年以上前に書かれた文学作品が現代まで読み続けられているのはビックリですが、書かれた当時は平安文学の傑作というような位置づけではなく、現代における超人気の恋愛物少女漫画といった感じだったのではないでしょうか?そう考えると現代風にかなりアレンジされた本作も気楽に楽しめます。2015/03/11

あやの

47
「源氏物語・宇治十帖」の林真理子版。解っていたけど胸くそ悪い❗薫の優柔不断は「出自の悩みのせいだ」と、私も最初はできるだけ肯定的に解釈しようと思っていた。けど、要は女性を見下してるということと、匂宮に負けたくない意地が浮舟への執着になっているに過ぎず、みやびさからだんだん離れていく話になるのが悲しかった。しかも林さんによる的確な心理描写により、薫の嫌な男度が増していく……紫式部はなぜ薫をこんなヤツを主役に据えたのか。浮舟からすればたまったものじゃないだろう!当時はこれが高貴でステキだったんだろうか……2021/01/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9262114
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。