出版社内容情報
小説史上最古の三角関係を林真理子が描く!
恋愛小説の神様による小説「源氏物語 宇治十帖」。
雑誌『和樂』で連載中から人気を博した、
平安貴族たちがくりひろげる一冊完結の恋愛群像劇。
約1000年前に紫式部が書いた「源氏物語」を現代に甦らせた傑作小説。
(あらすじ)
凡庸だが、どこか男好きのするひとりの女性-浮舟。
彼女を巡って光源氏ゆかりの貴公子ふたりが、
究極の恋愛ゲームをくりひろげる。
薫と匂宮、ふたりの男からの求愛に
思い悩んだ浮舟がとった前代未聞の選択とは?
小説史上最古にして最強の三角関係を
描ききった林真理子版「源氏物語 宇治十帖」ここに開幕!
【編集担当からのおすすめ情報】
恋愛小説を書かせたら当代随一の林真理子さんによる「小説源氏物語 宇治十帖」は、一冊完結の小説です。光源氏ゆかりの貴公子である薫と匂宮は、まったく真逆の性格をしていますが、都の女性からつねに熱い視線を送られているイケメンタッグ。そのふたりが、浮舟というひとりの平凡な女性を巡って恋のさや当てをくりひろげます。林さんが描き出す源氏物語は、とても千年以上前に書かれた小説をモチーフにしているとは思えないほどリアル! 平安貴族がくりひろげる三角関係ですが、とても人ごととは思えません。私も原稿をいただくたびに、自分の嫌なところを見透かされているような気がして、「あれ?この話林さんにしたっけ?」と思ったほどです。この小説には男性と女性の恋愛観の違い、さらには、情熱、欺瞞、快楽、代償、裏切り…といった恋愛のすべてがつまっています。平安貴族の夢物語ではない、まったく新しい源氏物語をお楽しみください。
林 真理子[ハヤシ マリコ]
著・文・その他
内容説明
凡庸だが、どこか男好きのするひとりの女性―浮舟。彼女を巡って光源氏ゆかりの貴公子ふたりが、究極の恋愛ゲームをくりひろげる。思い悩んだ浮舟がとった前代未聞の選択とは?小説史上最古にして最強の三角関係を描ききった林真理子版「源氏物語 宇治十帖」ここに開幕!
著者等紹介
林真理子[ハヤシマリコ]
山梨県生まれ。コピーライターを経て、『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を出版。『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞を受賞。『白蓮れんれん』で柴田錬三郎賞を受賞。『みんなの秘密』で吉川英治文学賞を受賞。現在、直木賞選考委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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