下妻物語・完―ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件

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  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093861533
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

映画化人気作『下妻物語』、待望の完結編!

 2004年映画公開されて人気を博した『下妻物語』の完結編である。ダメ親父のバッタもの商売が原因で尼崎を追われ、茨城県の下妻に引っ越してきたロリータ少女・竜ヶ崎桃子は、絶滅寸前のヤンキー少女・白百合イチゴと出会い、親友となった。桃子の大好きなブランド、BABY THE STARS SHINE BRIGHT でイチゴがモデルをやりだしてから、ふたりは連れだって代官山へ行くようになっていたが、ある日いつものように高速バスに乗ると、殺人事件が起こる。殺されたのは歌舞伎町のヤクザの幹部。イチゴに容疑がかけられ、桃子探偵は真犯人捜しを始めるが……。アガサ・クリスティの名作からトリックを借用。ミステリーのスパイスをほんの少しふりかけた、友情と仁義と笑いの傑作。

内容説明

ダメ親父のバッタもの商売が原因で尼崎を追われ、茨城県は下妻に越してきたロリータ少女・竜ヶ崎桃子は、絶滅寸前のヤンキー少女・白百合イチゴと出会い、ふたりは無二の親友となった(ここまで前作。ただし、親友については桃子は認めていない)。桃子は、大好きなブランドBABY、THE STARS SHINE BRIGHTでモデルをやるようになっていたイチゴと、連れだって代官山へ行くようになっていたが、ある日いつものように高速バスに乗ると殺人事件に巻き込まれ、足止めを食らってしまう。殺されたのは歌舞伎町のヤクザの幹部。アリバイがないのと疑惑たっぷりの見た目で、イチゴに容疑がかけられる。桃子探偵は真犯人捜しを始めるが…。

著者等紹介

嶽本野ばら[タケモトノバラ]
京都府宇治市生まれ。2000年、書き下ろし小説『ミシン』(小学館)で作家デビュー。また2004年、『ロリヰタ。』(新潮社)が第17回三島由紀夫賞候補に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ななみ

34
完全に脳内は深キョンと土屋アンナで繰り広げられてました。って言っても映画は見たことないので、見てみようかなと思いました。2014/07/20

いしかわ

28
映画 '下妻物語'が大好きで、何度も観ていたのに原作がある事も続編がある事も知らず、この本を見つけた時 大喜びでした。ピュアで可愛らしい この物語は、私の心を晴らしてくれる。女の友情って、いつもどこか黒くって 嫌になる事も多いけど この二人の友情を見ると、こうでなきゃだめだよって強く思う。桃子にとってのイチゴ、イチゴにとっての桃子のような そんな宝とも言える友達を持っている人は この世にどのくらいいるのだろう。ただ素直に、面白くってちょっぴり泣けて心がピュアになるようなそんな話でした。三時間で読了。2013/02/21

25
高校生の頃で図書館にて、続編も劣らず楽しかった。再読希望。

HITOMI

13
ロココをこよなく愛し、ロリータの服を買うため、着るためなら平気で大嘘をついて駄目親父からお金を巻き上げる桃子。バカで品がなくてヤンキーなくせに妙に真面目で憎めないイチゴのミラクルコンビ。今更続編の存在に気付き手にしました。相変わらずです。イチゴの悪口とお洋服への熱い思いが内容のほとんどを占めてますが、桃子のぶっ飛んだ我儘ぶりに圧倒され、しかも殺人事件に巻き込まれ、まさかまさかのお涙頂戴のラスト。面白かった。2017/05/28

響月

12
下妻物語 完 殺人事件?!と思ったけど…確かにそれも面白かったけどやっぱり桃子とイチゴの会話、考え方最高に面白い 刺さる言葉いっぱいでてきた2021/09/28

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