逆説の日本史〈24〉明治躍進編―帝国憲法と日清開戦の謎

個数:

逆説の日本史〈24〉明治躍進編―帝国憲法と日清開戦の謎

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月29日 16時10分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 332p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093801072
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報



井沢 元彦[イザワ モトヒコ]
著・文・その他

内容説明

シリーズ累計546万部突破の大河歴史ノンフィクション。大日本帝国はなぜ“眠れる獅子”に勝利できたのか?極東の小さな国ニッポンはもがき苦しみながら世界の表舞台に躍り出た。

目次

第1章 大日本帝国の構築3 帝国憲法と教育勅語―知られざる「陰のプランナー」(「歴史学の三大欠陥」がもたらした“徳川綱吉はバカ殿”という誤解;日本歴史学界が陥る「滑稽なまでの史料絶対主義」;「飛鳥時代」というおかしな時代区分を放置し続ける歴史学者たち ほか)
第2章 大日本帝国の試練1 条約改正と日清戦争への道―「文明と野蛮の対決」のリアル(幕末・明治の日本人が朱子学によって「優越思想」に染まっていった「皮肉」;明治最大の課題「不平等条約の改正」を目論み繰り広げられた「鹿鳴館外交」;大隈重信が条約改正の突破口に考え出した「外国人判事の登用」という奇手 ほか)
第3章 大日本帝国の試練2 台湾および朝鮮統治―「同化政策」の成功と誤算(閔妃虐殺を「救国の義挙」と主張する反日韓国人作家金完燮;改革派を弾圧し守旧的な政治を断行した閔妃は「韓国近代化のガン」;言論の自由より「先祖の名誉」が優先する朱子学社会 ほか)

著者等紹介

井沢元彦[イザワモトヒコ]
作家。1954年2月、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局記者時代の80年に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。現在は執筆活動に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ren5000

26
1巻から数えて24作目に日清戦争編に入ったところでタイムリーと言っていいのか朱子学に侵された国家の韓国を深く知って友好関係を築くのは難しいかなと思った一冊でした。近代史になればなるほど知らない歴史的事実がたくさんあってほんのちょっとの出来事で歴史が大きく変わってしまうのを興味深く読んだ。今もどこかで些細なことで歴史は変わり動き続けてるんだろうな。2019/03/19

誰かのプリン

24
ヨーロッパでは神の下では皆平等であるという精神で、日本では天皇の下では四民平等という考え方により 近代化することが出来たという。 ここの処は難しいため理解するにはあと二回は読まなくては。2019/07/01

18
18年初版。西郷の留守政府、大久保、伊藤など、教科書が「政府」を主語とするときの固有名詞(要は誰か)には注意が必要■岩倉が「保守反動」になる不思議(異論はない)■江藤同様、知名度も評価も低い明治の「グランドデザイナー」井上毅■陸奥宗光が不平等条約改正のために起こした日清戦争?■第二章の最後がよくまとまっている■第三章はほぼ朝鮮でシリーズ読者なら同じことを何度も書かなければならないことにうんざりだろう■どこに敗戦の原因があったのかを探る展開にならざるを得ないが、いくつかの「if」があったにせよ、結末は同じか2019/04/07

ムカルナス

17
「朱子学」で歴史を解き明かす。帝国憲法では天皇を絶対的存在とするが、近代民主主義国家を作るには西洋の神を天皇に置き換え、その下での平等とし、天皇中心に国をまとめる必要があった。絶対的存在のない共産国家や儒教国家は独裁主義になり近代国家に脱皮できないのだと言う。また日清戦争は不平等条約の改正方法に反対する野党を戦争という非常事態に持ち込み従わせるためだったというのが井沢説。議会との対立で進まないぐらいなら開発独裁がいいがリーダーの資質如何で最悪の場合もあり悩ましい。2019/04/01

RASCAL

17
このシリーズもいよいよ「坂の上の雲」の時代に。大久保利通の死後日本の舵取りをしたのは伊藤博文。それにしても明治日本はなんとも危うい隘路を渡り切ったもので、野蛮人から文明国に手の日を返すことに成功した先人たちの知恵と気骨に感心、感謝です。それにしても日韓問題の根の深さ、近くて遠い国。本質的な部分では決して分かり合えないということを前提に、いかに良い関係を築いていくか、ですよね。2019/02/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13271717
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。