出版社内容情報
エステサロンを舞台にした美的ミステリー!
青山の高級エステ『ヴィーナスの手』。敏腕オーナーの京子にヘッドハントされた麻美は辣腕エステティシャンとして頭角を現し始める。この店にはかつて加藤サリというカリスマエステティシャンがいた。そのサリは六年前、何者かに自宅で殺害されたという。生まれ持った「手」の適性と高い技術、人間性も含めて〈サリの再来〉と賞される麻美。だが麻美は密かにサリを超えたいと願うようになる。京子の夫で健康食品会社社長の安芸津弘庸や、その愛人でキャバクラ嬢のアリシア、ヴィーナスの手の客で日常に満たされぬ思いを抱くOL・舞、麻美の同僚・結花と真子、そして弘庸と前妻との子で謎めいた美青年・柊也などの人物たちが複雑に関わりあいながら、物語は展開する。
内容説明
青山の高級エステサロン『ヴィーナスの手』。サロンオーナーの安芸津京子にヘッドハントされた麻美は、その手の特性から“神の手”の再来ともてはやされる。このサロンにはかつてサリという神の手を持つエステティシャンがいたが、六年前に何者かに殺害されていた。京子と夫の健康食品会社社長・弘庸、様々な思惑でサロンに通う客たち、弘庸と前妻の息子・柊也などの愛憎が複雑に絡み合いながら物語は展開するが―。
著者等紹介
永井するみ[ナガイスルミ]
1961年、東京生まれ。東京芸術大学音楽学部中退、北海道大学農学部卒業。コンピューター会社勤務を経て、96年に「隣人」で第一八回小説推理新人賞、同年「枯れ蔵」で第一回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。社会性の高いテーマを扱った硬質のミステリを精力的に発表する一方、近年は市井の人々、殊に女性の心理を細やかに描く筆致でも定評がある
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感想・レビュー
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キムチ27
そのぼん
mimomo
星落秋風五丈原
Cinnamon