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パチンコ「30兆円の闇」―もうこれで騙されない

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093797238
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

巨大産業の実像に迫るノンフィクション

パチンコのルーツは、大正時代に輸入された「コリントゲーム」にさかのぼるとされている。寝かせ型の盤面にビー玉をはじき、入った穴の点数を競った。名古屋に国内初のパチンコ店ができたのは1930年のことである。進化と発展を繰り返し、いまやパチンコ産業は基幹産業と伍する市場規模を持つまでに至った。ホールは全国に1万6000店、パチンコ人口は1500万人に及ぶ。しかし、法律の上ではレジャー、実態はギャンブル。その矛盾が多くの「闇」をつくり出している。ホール経営者、メーカー幹部、カバン屋、ウラ屋、ゴト師から警察官僚に至るまであらゆる「業界関係者」を直撃取材。日本の暗部を描き続けてきたジャーナリスト・溝口敦氏が巨大産業の実像に迫る。

もうこれで騙されない

内容説明

鉄火場の掟、教えます。抗議・賞賛・野次・罵倒が噴出!『週刊ポスト』大反響連載を単行本化。ホール経営者、メーカー幹部、カバン屋、ウラ屋、ゴト師から警察官僚まであらゆる「業界関係者」に直撃取材。

目次

1章 パチンコと警察の「銀球癒着」
2章 悪徳ホール「搾取の手口」
3章 神出鬼没!ゴト師たちの「裏技」
4章 パチンコに寄生する「周辺産業」
5章 吸い込まれた「カネ」の行方
6章 「30兆円産業」に明日はあるか

著者等紹介

溝口敦[ミゾグチアツシ]
1942年、東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、出版社、広告代理店勤務を経てフリー。暴力団の組織犯罪から宗教、科学に至るまで数多くのリポートを発表している。『食肉の帝王―巨富をつかんだ男浅田満』で第25回(2003年)講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

22
パチンコと呼ばれる遊戯は実は完全なギャンブルであり、業界には業者だけでなく警察、警察OB,政治家、外国人、裏ロムの作成業者が跋扈していることがよく分かる。無いと言われる遠隔操作も実際は当たり前であり、結局は業者が儲かる仕組みになっている。一方ではギャンブル依存症による、借金や家庭崩壊など深刻な問題が増加している。法治国家であるべき日本が、刑法で定められている賭博の禁止やパチンコの換金を黙認していることは残念でならない。2014/04/12

takao

2
ふむ2023/06/28

suzuki s

1
オーディオブック。 時代が経過し、今は変化もあるだろうが、パチンコが好きな人にぜひ読んで欲しい内容。 賭け事は、どう転んでも儲かるのは胴元。 さらに、不正があり、裏から掛け金は抜かれている。 その負担を強いられているのはパチンコを楽しんで打っている人2022/05/01

koishikawa85

1
裏ロムにもBとCがあるという話、玉の数を数えるカウンターにも不正があるという話、いずれも初耳で面白かった。換金の問題に言及しないパチンコ論など何の意味もないのである。2010/09/04

GOCCI

0
★★★2013/03/23

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