出版社内容情報
井沢 元彦[イザワ モトヒコ]
著・文・その他
内容説明
「朝鮮征伐」はなぜ教科書から消えたか。ニッポン人の贖罪史観を糾す。
目次
第1章 豊臣秀吉、その虚像と実像編―歴史学界がタブー視する「差別」構造(右手の指が6本あった歴史的事実隠す「差別」;歴史用語「朝鮮征伐」を抹殺する歴史学界の言葉狩り ほか)
第2章 織田つぶしの権謀術数編―いかにして「権力の正当性」を確保したか(信長の後継者を目指した秀吉の「絶望的」な障害;ポスト信長政権を混迷させた「信忠の死」 ほか)
第3章 対決、徳川家康編―最大のライバルを屈服させた「人質」作戦(秀吉と池田勝入を激高させた家康の「弾劾文」;池田勝入&森長可の三河奇襲作戦を見破った家康の諜報網 ほか)
第4章 秀吉の天下経営1 豊臣の平和編―宗教、貨幣、単位を統一した専制君主の国内政策(「惣無事令」という内政政策と「大仏建立」の謎;「大仏建立」事業の狙いは宗教勢力の「統一」だった!? ほか)
第5章 太閤の外征編―朝鮮征伐にみる日本人の贖罪史観(「唐入り」を侵略戦争と断じた歴史学界の贖罪史観;朱子学に毒された韓国「国定」教科書が歪曲する歴史認識 ほか)
著者等紹介
井沢元彦[イザワモトヒコ]
作家。1954年2月、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局記者時代の80年に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。現在は執筆活動に専念し、独自の歴史観で『逆説の日本史』を『週刊ポスト』にて好評連載中
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