出版社内容情報
青少年よ“財産”は果たしてキミを幸せにするか? 持つことの歪みと持たざることの自由を説いて、矛先は日本官僚と住専問題の根源に迫る、先鋭の社会時評。
◆目次◆◆◆ 第1章[昨日までの習慣、今日からの前提] (1)相続税というもの(2)日本という国の前提(3)「相続税」という思想に隠されているもの 第2章[そこに隠されているさまざまな問題] (1)他人のものは他人のもの(2)「その考え方」が無意味になってしまうと(3)「相続」とは、生きる方法を相続することだ(4)まだなにも結論は出ていない(5)問題はなにか? 第3章[「家」というもの] (1)どうして「家」という制度はあったのか?(2)「家」という制度はいつからできたか1/平安時代篇(3)「家」という制度はいつからできたか2/悪女篇(4)「家」という制度はいつからできたか3/鎌倉時代篇(5)むずかしい「官僚貴族」と「領主貴族」の話(6)「家」という制度はいつからできたか4/大化の改新篇(7)いったいこの章はなんだ 第4章[「家」と「会社」??あるいは、「権利」と「幻想」] (1)「家」と「会社」(2)大昔のサラリーマン(3)不思議な「所有」(4)「土地」という工場、「家」という会社(5)税金という「取引」(6)転勤する江戸のサラリーマン 第5章[財産という幻想] (1)さて、「財産」とはなんなのか?(2)「財産」という言葉に慣れるために(3)財産
目次
第1章 昨日までの習慣、今日からの前提
第2章 そこに隠されているさまざまな問題
第3章 「家」というもの
第4章 「家」と「会社」―あるいは、「権利」と「幻想」
第5章 財産という幻想
第6章 ああ、資本主義