出版社内容情報
日常生活にあふれかえる「テレビ言葉」「放送用語」から、現代という時代を測量するコミカルな現代用語集。軽妙な文章とイラストが醸しだすおなじみの“夏目節”。テレビに出る人も出ない人も出たい人も必携。
著者の夏目房之介(なつめふさのすけ)はコミック作家・エッセイストとしてあまりにも有名。著名な文豪の孫、若くからコミック作家として活躍、路上及び世相観察者としての著作も多く、『学問』『講座』などで現代社会を分析する。また、コミック評論にも定評があり、『消える魔球』『手塚治虫はどこにいる』などは高く評価されている。小社刊の『人生の達人』は路上観察の佳作としてエッセイスト協会賞にノミネートされた。夏目房之介ファンは多く、十代のコミックマニア、ぞくにオタクと呼ばれる読者から、五十代の読書家まで幅広い購読層を保持している。本作は隔週テレビ誌Tele PALに連載されたものを、大幅加筆したものである。
内容説明
テレビ言葉から時代を識る。日常生活にあふれかえる放送用語から現在を測量。軽妙な文章とイラストが醸しだす絶妙の“夏目節”!テレビに出る人も出ない人も出たい人も必携の一冊。
目次
青島だァ!
秋葉原
あとはよろしく
イタメを出す
1カメさん
一夫一婦制
衛星放送
絵になる
かくし芸
カメラ目線〔ほか〕
-
- 和書
- ルイス・キャロルの意味論