TV博物誌

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TV博物誌

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  • サイズ A5判/ページ数 404p/高さ 16X23cm
  • 商品コード 9784093480017
  • NDC分類 699.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

テレビの歴史とそれにかかわった人物から直接取材した、実証的博物学の集大成。40年を超えたテレビの歴史とその正体を、綿密な取材で明らかにするノンフィクション大作。

現代日本が誇る百科全書派・荒俣宏が戦後文化で最大の情報の怪物、テレビの正体を探るべく自ら取材したテレビ放送のソフトとハード両面にわたる博物誌である。テレビ放送の技術史、裏面史の検証はいうにおよばず、放送された歴史的番組に携わった人間にも直接インタビューを敢行した。その結果、貴重な証言からこの巨大メディアの歴史と未来のすべてを理解できる本が完成した。テレビを見ていて感じていた積年の素朴な疑問が、ナゾが、たちどころに氷解していくのである。さながら目から鱗が落ちるが如く、である。鱗はテレビを初めて見たあの日から入っていたのである。かくして、テレビをよく見る人も見ない人も、かならず役に立つこと請け合いの一冊になった。 内容について述べる。以下のような疑問が、秘密が解き明かされる。 たとえば、なぜテレビ東京は重大事件のさなかに通常放送を流し続けるのか。ケーブルテレビの大敵が川と線路だという不思議。『白夜』なぜこの単語をびゃくやと読むにいたったか。なぜ放送開始当時の番組は保存されていないのか。地味な番組が土・日の午後に集中する秘密とは。後楽園外野フェンスに秘められたスポンサーの野望とは。なぜプロレスが六十一分一本勝負なの

内容説明

テレビは日夜多くのナゾを生み出している。この戦後文化で最大の情報の怪物、その正体を探るべく博物学者にして巨体の怪人、現代日本が誇る百科全書派・荒俣宏が単身乗り出した。

目次

第1部 固いテレビの成立―機械と制度はいかに創られたか
第2部 やわらかいテレビの成立―経営と番組はいかに発展したか?
第3部 創造するテレビの発展―作品制作者群像
第4部 テレビを越えるテレビ―UHF・CATV・BS/CSテレビ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

koichi uchida

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テレビと社会の相互作用を感じることができた。 昭和初期といまをくらべて、 当時のテレビはじまりの勢いの雰囲気と、いまのインターネットとどことなく重なるようなところを垣間見えた。 これからの未来、歴史は繰り返すという点で見据えてゆきたい2015/02/28

小林ミノリ

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知の巨人(身体的にも)荒俣宏が探る、20世紀が生み出した情報と娯楽の怪物、テレヴィジョンをソフトとハードの進化を両面から描写する博物誌。

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