出版社内容情報
評論家・作家として活躍する犬養智子さんが選んだ日用品の、上手な選び方、かしこい使い方を伝授するエッセイ集。パジャマ、箸、メモ用紙、ピルケースなど30種の“モノ”が、便利で愛着深い“いいモノ”に生まれ変わります。
パジャマに始まり、モーニングカップ、箸、皿、グラス、鍋、メモ用紙、寝具、デッキチェアなど、誰の身の廻りにもある品々も、犬養智子サンの見識で選ぶと、こうなりました???。雑誌『サライ』でも大人気連載中の企画「私の見つけたいい品 好きな品」が待望の単行本に！豊富な写真と犬養サンの洒脱なエッセイを読みながら、いつのまにか、アナタにも〃物選び力〃がつく、楽しくも不思議な本です。 内容をほんの少し紹介しますと??。 ☆パジャマ 洗濯しやすく、布地が柔らかく色柄が楽しく美しく、値段もリーズナブルでありたい、パジャマは数がいるものだ。すぐ、いいのが見つかった。 ☆箸 この頃のＴＶドラマやＣＭは、お取り箸もなしに食卓で食べる風景を見せているけど、じかに自分のお箸を突っ込むなんて野蛮だ。マナーあって人は人になる。日本の食べる道具の基本、お箸を大事にしたい。 ☆ワインバッグ 葡萄酒の持ち運びは案外むずかしい。紙袋ではゴロつくし、コツンとぶつけて割りそうだ。その答えを英国のワインバッグに見出した。これはゴルフのクラブのヘッドカバーより、世の役に立つ存在だ。
内容説明
犬養智子サンの見職が選んだ物たちで…物選び力を養成できる本。
目次
パジャマ―パジャマは「着やすく、楽しく」なくちゃ！
モーニングカップ―色で味わう目覚めの一杯
箸―いいお箸で、作って食べる
額縁―額縁があってこその絵
陶器―和洋に使える楽しい日常の皿
刷毛―掃除こそ美しい道具でする
ミルクフロッサー―朝のコーヒーをパリの気分で
サーヴィング・スプーン―美しく取り分けるたしなみを
便箋―和紙に手紙を書く楽しみ
プレイス・マット―気軽で美的な食卓をつくる〔ほか〕
