Ｌａｐｉｔａ ｂｏｏｋｓ 「運転」―アシモからジャンボジェットまで

下野 康史【著】

小学館（2003/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 223p／高さ 20cm
• 商品コード 9784093410816
• NDC分類 530
• Cコード C0065

出版社内容情報

多くの人は「運転」といえば乗用車のドライブを連想する。しかし実際は、乗り物の数だけ「運転」がある。この本では飛行機から、車イス、アシモまで３１ 種の「運転」を紹介し、運転手の技術と揺れる心を体感できる。

"　胃カメラ、アシモ、スキージャンプ・・・。普通は「運転」とは考えられないジャンルも取り上げた、３０種の運転が混在する""運転幕の内本""。もちろん、飛行機、地下鉄、潜水艦、ヨットに熱気球などの乗り物好きの定番もバッチリ収録。普通、「運転」といえば乗用車をドライブすることでしかない人にとっては、まさに新鮮な驚きと感心の連続だ。目の前を走り抜けるトラックの運転手の気分や、命を託す旅客機の操縦席で行われている操作とパイロットの揺れる感情を知ると、明日から自分の運転する車のドライブ感覚さえ変わるだろう。この世に人がいる限り乗り物は無くならないし、運転も無くならない。どうせなら、いろんな運転を覗き見してみませんか？"

内容説明

「運転」といえば乗用車のドライブを連想する。しかし実際は、乗り物の数だけ「運転」がある。飛行機から、車イス、アシモまで３１種の「運転」を紹介。

目次

電車の運転
ジャンボジェットの運転
潜水艦の運転
都営バスの運転
ヘリコプターの運転
胃カメラの運転
ＳＬの運転
巨大タンカーの運転
シーカヤックの運転
軽飛行機の運転〔ほか〕

著者等紹介

下野康史［カバタヤスシ］
自動車ライター。１９５５年２月７日東京生まれ。『ＣＡＲ　ＧＲＡＰＨＩＣ』、『ＮＡＶＩ』の編集記者を経て、’８８年からフリーに
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[takao]

ふむ

2023/06/25

[yyrn]

潜水艦からシーカヤック、熱気球、スキーのジャンプなどなど、様々な乗り物？の運転や操縦の楽しさや難しさを紹介してくれる本。知らない世界を教えてくれる本は何でも面白い。通勤の友。

2013/08/06

[Stair512754]

再読 前回読んだ時はジャンボジェットと潜水艦が一番興味深かったが、今回はアシモの項での引用で「アジアの国で大きな原発事故が起きる」というう予測が２００１年元旦の朝日新聞に掲載されていたという一文・・・驚いた

2019/04/04

[Stair512754]

車専門誌で長年編集に携わり フリーに転身した自動車専門ライターである著者が ありとあらゆる「乗物」の運転手にインタビューを敢行した極上のルポである その「乗物」（？)とは電車・バス・飛行機から 熱気球・潜水艦・馬 果ては胃カメラや車イスなどなど 何よりも面白いのは、基本的にその運転を「仕事」としての視点から捉えている点 国際線のパイロットの言葉 「飛行機というのは、いったん飛び上がったら、止まって考えられない。 　"ちょっと待って"というのができない」

2011/02/03