ナチスに挑戦した少年たち

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ナチスに挑戦した少年たち

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784092906136
  • NDC分類 K238
  • Cコード C8097

出版社内容情報

大戦下のデンマークで本当にあった物語

第二次世界大戦、ナチス占領下のデンマークで、レジスタンス活動をした少年たち。彼らは、自分たちのグループをチャーチルクラブと呼んだ。ドイツと徹底的に戦うと宣言したイギリスの首相、ウィンストン・チャーチルを心から尊敬していたのだ。
少年たちの活動は、自転車で走り回り、標識を壊しドイツ兵を迷子にする、敵の車を破壊する、銃を盗むといった、小さな抵抗の積み重ねだった。チャーチルクラブの妨害活動に、ドイツの占領軍は、最初は戸惑っていたが、そのうちに怒り出し、逮捕命令を出した。捜査が開始されて、この運動は、広く知られるようになり、多くのデンマーク人を勇気づけたのだ。
これは、武器を何一つ持たない少年たちが、ヒトラー率いるナチス軍に抵抗した本当にあった話である。


【編集担当からのおすすめ情報】
ナチスのレジスタンス運動についての物語や、ヒットラーの物語は、数多くあるけれども、今回のような少年たちのレジスタンス運動のノンフィクションは、初めてだと思う。これは、英雄物語ではない。いろんなことを考えさせられる物語だ。
数多くの写真も掲載されていて、臨場感あるノンフィクションになっている。

目次

まえがき 5
1Oprop! 15
2RAFクラブ 27
3チャーチルクラブ 41
4息することを覚える 63
5抵抗の火の手 73
6武器をとれ 85
7ホイップクリームと鉄鋼の街 97
8ある晩、ひとりで 113
9ニーベ攻略作戦 123
10砲弾 131
11引き返さない 141
12ハンス王通り拘置所 153
13壁と窓 175
14ふたたび自由の身に? 191
15ニュボー国立刑務所 199
16釈放直後 223
17本物のレジスタンス 231
18チャーチル氏との夕べ 259
その後の人生 273

参考文献一覧
NOTES
注釈
謝辞
訳者あとがき




フィリップ フーズ[フィリップ フーズ]
著・文・その他

金原 瑞人[カネハラ ミズヒト]
翻訳

内容説明

第二次世界大戦、ナチス占領下のデンマークで、レジスタンス活動をした少年たち。彼らは、自分たちのグループをチャーチルクラブと呼んだ。自転車で走り回り、敵の車を破壊し、銃を盗む。これは、武器を何一つ持たない少年たちが、ヒトラー率いるナチス軍に抵抗した本当にあった話である。

目次

Oprop!
RAFクラブ
チャーチルクラブ
息することを覚える
抵抗の火の手
武器をとれ
ホイップクリームと鉄鋼の街
ある晩、ひとりで
ニーベ攻略作戦
砲弾
引き返さない
ハンス王通り拘置所
壁と窓
ふたたび自由の身に?
ニュボー国立刑務所
釈放直後
本物のレジスタンス
チャーチル氏とと夕べ
その後の人生

著者等紹介

フーズ,フィリップ[フーズ,フィリップ] [Hoose,Phillip]
全米図書賞受賞作家。アメリカの児童文学賞コルデコット賞を2度受賞、ニューベリーオナー賞受賞他、数々の賞を受賞している。世界的な自然保護団体ザ・ネイチャー・コンサーバティのメンバー

金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年岡山市生まれ。法政大学教授・翻訳家。児童書やヤングアダルトむけの作品のほか、一般書、ノンフィクションなど、翻訳書は500点以上(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

136
デンマークの高校生たちが最初は、ちょっとしたいたずらのような感じで行っていた対ドイツ軍レジスタンスがだんだん本気になっていくさまやドイツよりの政治家などの話があったりして楽しめます。写真も豊富で映画化される可能性が大きいのではないかと思いました。2018/11/03

NAO

88
簡単にドイツに屈した自国デンマークの在り方を恥ずかしく思う少年たちが結成した、自転車抵抗部隊チャーチルクラブ。自分の立場や失敗した時のことを考えなかなか行動に踏み切れない大人と違って、少年の純粋さはそういったことなど一切考えず「おかしい」と思ったら即座に行動せずにはいられない。無鉄砲な少年たちだからこそできた破壊活動。だが、そういった打算のない行動だからこそ、それが大人たちの愛国心に火をつける。たくさんの写真資料や、その後の生活に与えた影響なども書かれていて、戦争について様々なことを考えさせられた。2018/09/01

fwhd8325

63
表紙を開くと、少年たちの写真が掲載されている。この物語は作られたものではなく、真実の物語であることを印象づけられる。戦争をテーマにした作品だとどうしても悲惨な場面ばかりを思い出してしまうが、そんな中で、果敢にナチスドイツ向かっていった少年たちの活躍は、冒険小説のように爽快な印象を与えてくれる。2018/09/19

Nobuko Hashimoto

50
児童書には、そんな人物がいたのか、そんな史実があったのか!というようなテーマを取り上げてくれているものが多くて、しかも児童が理解できる読みやすい文章で書かれているので、たいへん頼りになる。デンマークの少年たちによる対独抵抗運動について知ることができる貴重な一冊。写真が豊富でわかりやすい。勢いづいて彼らの結社名の由来となったイギリスの宰相チャーチルの映画を観てしまった。本書の詳しい記録はブログに。https://chekosan.exblog.jp/29320719/ 2019/03/20

はる

46
デンマークで第二次世界大戦当日レジスタンスの先駆けになった子供たち。大人はいろいろ考えて行動に躊躇する中、直感だけで行動する大胆さ、そして信念。この物語を通して初めて知ったが、忘れてはいけない歴史の一ページだと思います。2018/10/30

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