プーさんの森にかえる

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784092905436
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

世代をこえて読みつがれてきた宝物のような物語

「また遊びに来るよ。だからぼくのこと忘れないって、約束しておくれ」そういって、クリストファー・ロビンは、森からいなくなりました。あれから、80年あまりが経ち、森では「クリストファー・ロビンがかえってくるんだって!」そんな噂が聞こえてきました。プーをはじめとして、ティガーにウサギに、フクロウ、イーオー……森の仲間たちが、クリストファー・ロビンを迎える「お帰りなさいパーティー」をしようと計画します。
『クマのプーさん』がイギリスで出版されたのは、1926年。それ以来、全世界中に翻訳されており、世界中の読者に愛され親しまれています。プーさんは、世界一有名なクマといえるでしょう。
そして、昨年の10月に、クマのプーさんの正当な続編『プーさんの森にかえる』が世界中で発売され、大いに話題になりました。ついに日本での出版となりました。
ハチミツが大好物で、ちょっとのんびり屋のクマのプーさん。ウサギが古井戸から水を発見した話、物知りのフクロウが作家になろうとした話、みんなでクリケットをした話……、ゆかいな仲間たちが,またまた楽しいお話しを繰り広げます。


【編集担当からのおすすめ情報】
ディズニーのプーさんで育った若者も、プーさんと初めて出会う子どもたちも、世代をこえて、プーさんの新しい魅力の虜になることうけあいです。
『クマのプーさん』の作者、A.A.ミルンとE.H.シェパードは他界していますが、その遺族によって、クマのプーさんの世界は、守られてきました。今回の続編は、この遺族が認める正当なクマのプーさんの新作となります。
イラストは、シェパードのキャラクターデザインを踏襲しているのは、当然のことですが、お話しも、ミルンの世界観を発展させて書かれています。ですので、前作品からのプーさんファンの人たちも満足のいく作品となっています。


デイビッド ベネディクタス[デイビッド ベネディクタス]
著・文・その他

マーク バージェス[マーク バージェス]
イラスト

こだま ともこ[コダマ トモコ]
翻訳

内容説明

「クリストファー・ロビンがかえってくる!」プーさんの森に、そんなうわさがきこえてきました。コブタに、ウサギに、フクロウに、ティガーとイーオー…、プーと森のなかまたちのゆかいな冒険物語。新しいプーさんの誕生。

著者等紹介

ベネディクタス,デイヴィッド[ベネディクタス,デイヴィッド][Benedictus,David]
イギリスの小説家、脚本家、演出家。20冊あまりの著作を発表するかたわら、舞台、テレビなどでも幅広く活躍している。イートン校、オックスフォード大学、アメリカのアイオワ大学で学んだ。小説の第2作目にあたる『大人になれば…』は、フランシス・コッポラ監督によって映画化された。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで高名な演出家サー・トレヴァー・ナンの助手をつとめたこともある

バージェス,マーク[バージェス,マーク][Burgess,Mark]
児童書作家、絵本作家。イギリスのサセックス州で育ち、ロンドンにある美術学校で学ぶ。同校を卒業してからロンドン動物園やケンブリッジにある図書館に短期間勤務したが、その後の20年は、もっぱら児童書の仕事をしている。自作の絵本を作るほかに、マイケル・ボンド作『くまのパディントン』の出版50周年にあたって、原作のペギー・フォートナムの絵を新たにデザイン、彩色する仕事もしている

こだまともこ[コダマトモコ]
東京生まれ。早稲田大学文学部英文科卒業。出版社で雑誌の編集にたずさわった後、児童文学の創作と翻訳を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きつねねこ

4
クリストファー・ロビンが100エーカーの森に帰って来た!が、幸せな夏が終わり(学校が始まると)クリストファー・ロビンはまた去ってしまう。「大人」と呼ばれて久しくたっているのに、誰しもが幸せな幼年期に留まり続けられないことをこんなにも切なく感じてしまう私はやはり大人になりきれていないのか。/ 長い年月が経った後に続篇が書かれた場合、物語よりも挿絵に違和感を持つことが多いが、この作品はオリジナルの挿絵の雰囲気をうまく表していると思う。2018/11/12

maa

3
ディズニーで一番大好きなキャラクターのプーさん。でも、お話は読んだことなかったので読んでみた。ちょっとおバカでかわいいプーさんがたくさん、、!他のキャラクターも好きになりました◎絵も綺麗!!2018/12/03

オドンチメグ

3
幼い頃に読んだ100エーカーの森の風景がそのままにあった。挿絵もかわいい。キャラクターが生き生きとしてお話も優しさに溢れている。みんな大人になってしまうけど、それは避けられないことだけどたまには子どもの頃を思い出してもいいんだよと言ってくれるような本だった。たくさんの人がそれぞれの子ども時代を持っていて、それを大事に抱えたまま大人になれるのは素晴らしいことだしなんか心強いな。2018/09/08

ワッピー

3
挿絵がよく雰囲気を伝えているので、ついつい手に取ってしまいました。永遠の百町森で再び新しい話が生まれました。たしかにこんなことがあってもいいよねと思いつつ、読み進んでいくとワッピーの中では違和感が生じてきたのは、クリストファー・ロビンがちょっとだけ成長した姿をイラストにしているからかもしれません。夜が明け、日が暮れても基本的には時が経つということのないこの魔法の世界で、そこだけ時の観念が入り込んでしまっていることに、ちょっとかなしさを覚えたのかも。2012/12/19

🫧

2
★★「くまのプーさん」「プー横丁にたった家」の正式な続編。クリストファー・ロビンが帰ってきた一夏の森での出来事。 *続編ということですが、難なく楽しめました。各ページにかわいい挿絵がついていて、ほのぼのします。短編集で、最後は少しほろりとします。2014/03/06

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