出版社内容情報
宮崎アニメ原作者が書いた傑作ファンタジー
宮崎駿監督のアニメ『ハウルの動く城』の原作者の代表作。銀河の中心とロンドン郊外の森を往き来する時空を越えたファンタジー小説。物語は、少女がロンドン郊外にあるヘックスウッド農場に次々と不審な人物が出入りするのを目撃するところから始まる。少女は農場に出かけ、そこで何世紀もそこに幽閉されていたという魔法使いに出会うが、実はこのヘックスウッド農場には、宇宙のはるか彼方、銀河系の支配者から送り込まれた「バナス」という不思議な装置が封印されていた。そのバナスが突然動き出し、地球全体が危険にさらされていたのだった。果たして少女は危機を救うことができるのか。著者が最も脂の乗り切った時期に書かれた子供から大人まで楽しめる奇想天外な物語。
内容説明
「バナスの封印が解かれた!」地球から大銀河の中心アルビオン宙域のボラサス監督官に、緊急を告げる手紙が届いた。ボラサスはすぐに地球へと向かうが、ロンドン郊外の森は、すでに時空を超えた「場」をつくり出すバナスによって変化を始めていた。ボラサスに続いて訪れた調査員(レイナー)たちも次々とヘックスウッド農場で姿を消す。異変に気づいた近所に住む少女アンが森に行くと、そこには古いコンテナが置かれていた。中から出て来たのはなんと骨と皮だけとなった魔法使いモーディオン。アンとモーディオン、そして少年ヒュームとロボットのヤム。4人は地球を守るために、宇宙の彼方からやってきたレイナーたちに果敢に闘いを挑んでいくのだった!ロンドン郊外の森と大銀河の中心を結ぶ時空を超えたファンタジー。「ハウルの動く城」原作者の代表作。
感想・レビュー
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星落秋風五丈原
もちもちかめ
のりりん
菱沼
ままや