出版社内容情報
未来に絶望している野球少年に、奇跡のホームランを誓うプロ野球選手。隔離された島で生きる、貧しい少年リョウ。病弱な少女ミサに助けられた、年老いたカラス。『リアル鬼ごっこ』山田悠介が描く3つの奇跡の物語!小学校高学年向。
内容説明
「1話」交通事故で野球選手になる夢を閉ざされ、絶望している中学生の俊太。俊太を励ますため、プロ野球選手が奇跡のサイクルヒットを約束するが…。「2話」終てられた島で貧しい生活を送る少年リョウ。腕に×印がついた仲間たちが病気で死んでいくなか、彼は島を出る決意をするが…。「3話」病弱な少女ミサに助けられた、年老いたカンちゃん。助けてくれた恩返しに、ミサが探しているタカシクンを見つけるが…。3つの物語がつながるとき、あなたは驚きの真実を知ることに!
著者等紹介
山田悠介[ヤマダユウスケ]
1981年生まれ。神奈川県出身。デビュー作である『リアル鬼ごっこ』(2001年)が大ベストセラーとなり、中高生を中心に絶大な人気を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュナ
7
感想一番乗りだ(笑)小学生向けに書かれているからか、ホラー度はとても低い。帯に『リアル鬼ごっこ』好きならゼッタイにハマる!って書いてあったけど、物足りないんじゃないかな?リアル鬼ごっこ読んでないから想像だけど…。短編集かと思ったら、思いも寄らないところで繋がっていたと言う感じ。山田悠介さんの作品だけあって、文章は読みやすくて一気読み。山田悠介さんの本は感動系しか読んだことない人が読むにはちょうどいいと思った。2017/10/28
志村琴音
0
山田先生の作品にしては珍しく、荒削りな作品だった。 発想こそ面白いものの、あまり物語の世界に入って行けなかったと言うのが正直な所。 もし再度何かしらの形で本になるのであれば、加筆・修正を期待する。2024/05/08
トロピカル
0
これ、よんだの2回目なんですけどね(; ̄ェ ̄)小学生ジュニア文庫から出たのですが、その挿し絵の人がなんと、わんにゃんぷーさんではありませんか。なので再読。わんにゃんぷーさんも山田悠介の本を読んでたとのこと。親近感持ちますね。改めて読んで、確かに児童書から出て正解かも。挿し絵とあってます。どの話も切ないですが、最後に救われて良かった。でも悲しい物語なので、3度目はないね。 2018/03/11
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