小学館Youth Books<br> 親の期待に応えなくていい

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小学館Youth Books
親の期待に応えなくていい

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  • サイズ B40判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784092272842
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0030

出版社内容情報

何が幸せか決めるのは親ではなくあなた自身

親をがっかりさせたくないから、期待に応えようと考える人は多いようです。でも、「親を大切にすること」と「親の期待どおりになること」は同じではないのです。

子供が夢見ている将来の職業を話す時、その業種のことをよく知らないまま全否定して子供を悩ます親がいるように、「一番近くにいる人」が「一番的確なアドバイスができる人」でもありません。

子供の人生ををコントロールしようとするのは、親の「同調圧力」です。
親の一番の役割は、子供を健康的に自立させること。子供はそのため、自分は何が好きで、何がしたくて、何が幸せと思うのか、親にはっきり伝えていいのです。

温かな人生相談回答でも話題の著者が、日本独特の「同質性」「世間」のありようを説明、ユーモアを散りばめながら鋭い切り口で、子供たちに「自分らしく生きていい」というメッセージを綴ります。親子で必読、目から鱗の一冊です!

内容説明

親がいちばん的確なアドバイスができる人とは限らない。親子は「他者度0」から「他者度100」を目指して成長する。子育ての目的は「子を健康的に自立させること」。自分で考える習慣を持とう。愛と理解は違う。だから面白い。だから話し合う…「親を大切にすること」と「言うとおりになること」はまったく別。健康的に自立して自分の幸せを見つけるのが子供の人生。

目次

第1章 親という「同調圧力」(「落とし所」を見つける関係;親を大切にすること≠期待に応えること ほか)
第2章 「他者」への成長(子育ての目的とは;「他者」という存在 ほか)
第3章 自分で考える習慣(目標を考えたことがない?;一人きりのマインドフルネス ほか)
第4章 自分の人生を否定する親(エンパシーの力;親は自分の人生を変えるべき ほか)
第5章 「世間」と「社会」(「社会」との接し方が分からない日本人;5つの「世間」ルール ほか)

著者等紹介

鴻上尚史[コウカミショウジ]
作家・演出家。1958年、愛媛県出身。「朝日のような夕日をつれて」(87)で紀伊國屋演劇賞、「スナフキンの手紙」(95)で岸田國士戯曲賞、「グローブ・ジャングル」(2010)で読売文学賞戯曲・シナリオ賞などを受賞。テレビ出演、旺盛な執筆活動でも知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Twakiz

32
鴻上さんの「世間」と「社会」についての論考は有名.それに基づいて親子関係や友達関係についてティーンズ向けに書かれた本.昔は「世間」が強かったため世間のルールに従っていれば守ってもらえたがいまは世間が中途半端に壊れている.「家族」が「世間」になってしまうとつらい.親の期待に応えるために生きるのではなく自分の人生を.親も自分の人生を楽しくして健康的にお互い自律・自立していくこと.いい本だがこの考え方を貫いていくには世間との衝突に強くしなやかに立ち回る必要がある.2021/05/29

スリカータ

19
ティーン向けですが、大人も読み応えがありお勧めです。大人になった自分が、子供に接する上で気をつけたいことも分かります。2021/05/28

うさうさ

16
主に親子関係について書いた本で、この年で、子どもの立場で読んでもなかなか深かった。遠い昔の事ではあるけど、読み進むにつれ当時親から言われた嫌な言葉が蘇る。 タイトルを見たとき、親はそもそも私に何かを期待していたのかなと考えた。勉強しろも言われた事なく、わりと自由だった気がしていたが、おそらく昭和の典型的な女性の生き方を見ていたのだと思う。 私が男性ならまた違ったかもしれない。 「世間と社会は反対語である」とは、軽く衝撃だった。 2022/12/03

サラダボウル

16
母親は最大の同調圧力である。親は他者としてきっぱりと認識し、自分の価値観を模索してして生きること。罪悪感を覚える必要は全くないんだよ。と、著者は丁寧に若者へ伝えるべき事を伝えてくれる。世間と社会について。これまでの日本とこれから。ストンと腑に落ちる若者が笑顔になれるといいな。親世代も、うっ、ちょっと気をつけよう、と思える良書。途中、シンデレラの継母の人生を考えてみよう!とかシンデレラの王子様が変態だったらどうしようとか、その辺りは楽しく(でも、ふむむと思う)読める。先生が何気なく読んでたら、格好いいなあ。2021/08/12

なま

12
★5 親子関係の本だが様々な交友関係に置き換えて読める。100か0では無く最悪よりわりとダメ、最高よりベターを選択する意味。毎日の献立から食べたい物を食べているか?親の出すものをたべるか?「自分で考える」クセ、行為はいつでも出来る。目標が定まらない際は消去法で考える。「考える」と「悩み」は区別しマズローの要求5段階説から考え方を導く。なにより「社会(法のルール)」「世間(人情ルール)」「家庭(愛情ルール)」の区別が要。世間の感覚が無い国に驚く。真面目、優等生、人間関係に息苦しさを少しでも感じる人は読んで!2022/08/28

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