サケが帰ってきた!―福島県木戸川漁協震災復興へのみちのり

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サケが帰ってきた!―福島県木戸川漁協震災復興へのみちのり

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  • サイズ B6判/ページ数 168p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784092271913
  • NDC分類 K661
  • Cコード C8040

出版社内容情報

震災復興を目指す青年とサケの物語

福島県双葉郡楢葉町の木戸川には、毎年大量のサケが遡上してくる。そこにあるのが木戸川漁協。サケのふ化・産卵・放流を通じて、美味しい切り身や新鮮なイクラを販売している。そんな木戸川に災難が起こった。2011年の東日本大震災である。津波の被害はもとより、福島第一原発に近かった木戸川漁協は壊滅的な被害を受けた。幾多の苦難を乗り越え、周囲の反対を押し切り、漁協の鈴木謙太郎青年は立ち上がった。「もう一度サケを呼び戻すんだ!」。この物語は、鈴木青年を主人公とした、努力と奮闘の感動ノンフィクションである。

【編集担当からのおすすめ情報】
著者は東京海洋大学客員教授の奥山文弥先生。木戸川漁協とは震災前から親交があり、ボランティアなどを通じて木戸川の復交を支えてきた。専門はサケマス魚類。

目次

第1章 僕はサケが好き―少年が見つけた夢と希望(初めての釣り;水産高校へ ほか)
第2章 混乱の中で…―木戸川漁協がどんな被害を受けたのか(地震;津波 ほか)
第3章 復興への取り組み―具体的な復興計画と漁協の取り組み(仮事務所での日々;漁協の決意 ほか)
第4章 サケが帰ってきた!―5年ぶりに迎えたサケの遡上(モニタリングの結果、サケに問題はない;線量の変化 ほか)

著者等紹介

奥山文弥[オクヤマフミヤ]
1960年愛知県出身。北里大学水産学部卒業。専門はサケマス魚類。現在は東京海洋大学客員教授。世界的な釣り名人でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

幹事検定1級

27
福島県の木戸川にてサケを中心に漁業を営む青年を主人公とした、震災と原発被害からの復興を目指すノンフィクション。小学生向きに書かれていますが、木戸川漁協の事を存じ上げなかった私にとっては大人でも大変勉強になりました。震災と特に原発被害で苦しむことについては風化させず、小泉元総理が考え方を180度改めた原発反対について私自身も同様に思った読了です。(図書館本)2018/01/29

11
福島県楢葉町を流れる木戸川でサケ養殖事業を行う木戸川漁協の人々が、地震津波そして原発事故にあいながらも、サケの復活に尽力した6年間の記録。児童向けに書かれているため、難しい数値などがあまりなく読みやすかった。中でも地震があったその年、サケたちが木戸川を遡上し自然産卵する光景のくだりには、思わず涙が出てしまった。サケたちにしてみれば本能のなせる技でしかないのだろうが、それを見る人間には生き抜く本能を掻き立てる光景となる。いつか木戸川でサケ釣りに熱中する釣り人の姿が見える日が来るだろう。2018/01/08

あきらパパ

11
福島県楢葉町を流れる木戸川の漁業協同組合でサケの増殖事業に携わる鈴木謙太郎さんらが、震災を乗り越え、サケ漁を復活させるまでの奮闘記。 著者は鈴木さんがサケの知識を学んだ本の著者で憧れの人でもある奥山文弥氏(東京海洋大学客員教授にして世界的な釣り名人)。 ちょっと難しいことも書かれていますが、全編にふりがなが振られているので、小学生にも読めます。是非読んでほしい。そして、遡上シーズンには木戸川を訪れてほしいな。2018/01/03

toshi

9
鮭釣りで有名な木戸川が、震災の津波と原発事故で被害を受けた後、漁協の努力で復活していくドキュメンタリー。 釣り好きの私としては、完全復活し釣獲調査が再開された時は是非行ってみたい。 著者とされている奥山文弥氏が何度も登場するけれど、第三者扱いで「奥山さん」と記述されている。一体本当の著者は誰なの?2017/11/12

Takako

7
木戸川漁協の鈴木謙太郎さんは、ほんとうに素敵な人です。それがこの本を読むともっとよくわかります。また会いに行きたくなります。お話を聞きたくなります。2018/01/18

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