出版社内容情報
生命誕生の謎を、ミクロの目を通して解明!
NHK大型番組「驚異の小宇宙 人体」の児童向け学習漫画として好評を博したシリーズ3冊に、一部修正と最新情報を加えた改訂版。第1巻は、人間の体を形作る60兆個もの細胞に秘められた生命の不思議に迫ります。
内容説明
ミクロの目で見る生命誕生の不思議。驚異的な心臓の働き。
目次
生命誕生(生命のロケット;12時間のシンデレラ;生命のダンス;形づくりの不思議;人体の設計図DNA)
心臓・血管(心臓への旅;進化した心臓;これが血管の最先端;動脈硬化の起き方)
著者等紹介
江口吾朗[エグチゴロウ]
科学技術振興機構研究開発戦略センター上席フェロー
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akane
3
子供用の性教育というと『ふしぎなメルモ』を思い浮かべるけど、映画『ミクロの決死隊』のパロディ風の本作も結構いい線いっている。精子が卵子に到達する確率の小ささを考えると、命の誕生とは「奇跡」に近い尊い現象なのだと理解できる。このことを、どうやって大人は照れることなく子供たちに教えられるか。自他ともに命を大切にすることを、小さなうちから真剣に学んでほしいと思う。また、心臓には「ペースメーカー細胞」という名の、脳からの指令ではなく自身で動く細胞があると知って驚いた。だから脳死状態でも心臓は動くことが可能なのか。2020/06/25
Machida Hiroshi
2
本書は、NHKの番組「驚異の小宇宙 人体」を児童向けにマンガにしたものなので、非常に読みやすいです。第1巻は、60兆個あまりの細胞から出来ている人間の体の生命誕生から、人を動かすエンジンである心臓と血液など、生命の神秘を解き明かしています。子供向けかもしれませんが、大人にも十分勉強になりました!本書は、人体の不思議の基礎を知るために、かなり役にたつと思います。2014/03/15
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