小学館叢書<br> 手塚治虫初期傑作集 〈1〉 ロストワールド

小学館叢書
手塚治虫初期傑作集 〈1〉 ロストワールド

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  • サイズ B6判/ページ数 395p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784091972118
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0379

出版社内容情報

のちのテーマやキャラクターのすべてを見ることができるような、作家にとって核となり原点となる、みずみずしくも完成された作品群。壮大なロマンが繰り広げられる初期作品集

▼第1話/地底国の怪人▼第2話/ロストワールド ●登場人物/ジョン(技術者。父のあとをついで安全で速い乗り物をつくる/地底国の怪人)。敷島ケン一(動物の脳を人間の脳につくりかえる研究をしている博士。エネルギー石をみつけ悪人に狙われる/ロストワールド)。耳男またはミイちゃん(手術で人間化されたウサギ)●あらすじ/大学で偶然生まれたふしぎなウサギは、実験のため手術で人間化された。外へ逃げ出したウサギの耳男は、自分は人間だと思っているのにどこへいっても化け物扱いされてしまう。かくまってもらったところは、技術者のジョンの家だった。ジョンは事故で死んだ父の遺言である「いちばん安全では速いのりもの」をつくろうと計画していた。それは、地球を貫通するロケット列車だった。ジョンは完成した列車をつかって、地球貫通トンネルを掘ることを計画する。列車にのりこんで出発した耳男とジョン、そこにあらわれたものは…(第1話)。▼敷島博士の友人が何者かに殺され、義眼の中に隠していた石を盗まれた。それは博士が安全のため預けていたものだった。うさぎのミイちゃんは、探偵ヒゲオヤジを博士のところにつれていく。博士の研究は動物を人間化するもので、ミイち

ロストワールド

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

猪子

6
『地底国の怪人』『ロストワールド』の2編収録。 さては、手塚治虫先生ウサギを擬人化するの好きだな!?2023/12/17

greenman

3
後々の手塚作品で出てくるキャラクターはすでにこの一巻から登場していた!ヒゲおやじなんてほとんどの作品にでているんじゃないだろうか?それにしても[地底国の怪人][ロストワールド]で多く出てくる動物(とくにウサギ)と人間の関係をなぜこのように表現したのかが気になる。どちらの作品も冒険活劇で、お話の筋も似ている。現在では地球の地底世界はありえないことになっているけど、宇宙への想像力と発見はむしろ[ロストワールド]と比べても遜色ない気がする。2012/09/03

zx-sho2

2
☆☆★★★手塚治虫初期傑作集 (1)《ロストワールド》❶地底国の怪人(1948年作品)★4:ウサギに手術して、電気で頭脳に知力を持たせられた「耳男」は「アトム」の原形?ロケット列車は新幹線の原形?そして、「白アリ(?)」の地底国との戦い、本当に豊かな発想!❷ロストワールド(1948年作品)★3:同じくウサギ人間「ミイちゃん」が出ている、そして、「植物人間」も。エネルギー石をめぐる攻防。地球からちぎれた「ママンゴ星」の5百万年ぶりの接近に、ロケットによる宇宙探検、1948年では、凄い想像力!(東浦館)2013/01/25

ぴよぴよ

2
冒険活劇的。1コマが大きい。少年向けの感じ。2012/04/16

Takao

1
1990年2月10日(1990年5月20日、第3刷)発行。戦後間もない1948年度の作品「地底国の怪人」「ロストワールド」を収録。いずれも主人公が少年で、前者は地底、後者は宇宙という舞台を使った冒険活劇。巻末に映画監督の大林宣彦が「禁欲が生んだ純潔〜手塚マンガは妹の匂い〜」というエッセイを寄せている。2016/06/19

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