出版社内容情報
天才的な審美眼と修復技術を持つ贋作専門画廊のオーナー・藤田が、美術界の裏に潜む虚飾を暴く!大ヒット作、待望の文庫化!
▼第1話/“アンティーク・オルゴールで子守歌を”▼第2話/税金天国(タックス・ヘブン)▼第3話/サラと知念と▼第4話/罪深きヴァンゲリス▼第5話/高麗と李朝▼第6話/地蔵現る!▼第7話/放蕩息子の帰還[前編、後編]▼第8話/人形は見ていた▼第9話/波天奈(はてな)の茶碗▼第10話/人魚姫の海▼第11話/戦場に消ゆ▼第12話/王様と乞食●主な登場人物/藤田玲司(メトロポリタン美術館の元学芸員で、贋作専門の画廊“ギャラリーフェイク”のオ?ナ?)、サラ・ハリファ(Q首長国の王族の娘で、フジタの秘書)、三田村小夜子(28歳にして高田美術館館長に就任した才女)●あらすじ/サラと一緒にコンサートに出かける予定だったフジタ。だが、フジタはある事件で警察に事情聴取を受けるはめになり、結局間に合わずじまい。怒ったサラが、コンサート終了後の静まりかえったホールをのぞくと、そこには自ら持ち込んだオルゴールを楽しむ若者の姿があった。後藤と名乗るその美少年の魅力に、サラは思わずグラっと…? だがその頃、フジタは警察で恐るべき事件の話を耳にする。それはオルゴールを用いた連続爆弾事件だった…!!(第1話)●本巻の特徴/とある日本画壇の巨匠が亡くなり、遺族は20億
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sskitto0504
3
地蔵…胡散臭いわぁ〜…2015/02/11
Pantsel
0
ART.8「人形は見ていた」、寿司屋でカニを欲しがるサラ。カニはない。ART.11「戦場に消ゆ」、ホーチミンにて、サラの頼んだ泥ガニを奪う2013/12/09
歩月るな
0
「人形は見ていた」警察にネタをやっても、直接犯人と対峙するのは主人公ってパターンはハラハラする。「波天奈の茶碗」藤田と長谷さんのコンビもいいね。こうやって落語ネタでかつぐのは素敵。2012/04/02
とんび
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フジタが贋作らしい贋作で騙したのって、逆に珍しいな。結局しっぺ返しがあるあたりが、この漫画のバランス感覚なんだろうねぇ。2011/08/11