小学館文庫<br> カムイ外伝 〈2〉

小学館文庫
カムイ外伝 〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091922427
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

抜け忍カムイを通し、封建社会の厳しい身分制度を鋭く描いた『カムイ伝』の番外編。迫りくる追手をかわしながら、カムイの自由への過酷な旅が続く!

▼第一部・雀落とし▼第13話/天人▼第14話/移し身▼第15話/老忍▼第16話/抜け忍▼第17話/黒鍬▼第18話/追跡▼第19話/りんどう▼第20話/憑移し ▼第二部・スガルの島▼第1話/女左エ門▼第2話/一白 ●登場人物/カムイ(公儀隠密だったが現在は抜け忍となり、追忍に死の追及を受ける) ●あらすじ/カムイとの戦いで大ケガを負った丹波の追忍・天人。しかし仲間たちの必死の看病で回復し、カムイ討伐に向けてさらなる執念を燃やす。一方、同じくカムイとの戦いに敗れ抜け忍となったコノマは、ようやくの思いでカムイの元へとたどり着くが、「足手まといだ」とカムイに追い払われる。かくしてコノマはひとりで丹波の追忍たちから逃げることになるのだが…(第一部・第13話)。▼備中・弓が浜を訪れたカムイは、追忍に追いつめられた抜け女忍・スガルを助ける。そして、自分も同じ抜け忍と告げるがスガルは信じず、カムイへの攻撃の手をゆるめない。やむなく霞斬りを仕掛けるカムイだが…(第二部・第1話)。▼乗っていた小舟が時化(しけ)にあい、瀕死の状態で浜に打ち上げられたカムイ。そこでカムイを救ってくれた男は、なんとスガルの夫だった!(第二部・第2話)。 ●本巻の特徴/尊

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すうさん

5
抜け忍の生きる厳しさ、そして裏切りと信頼とを描く。 忍として生きることも忍を抜けることもどちらも命がけ。どちらも生死の際を綱渡りして生きている。弐巻では忍者犬やくノ一も描くが、いずれも抜け忍である設定で 互いの正体をしりつつも(動物でもあっても)信頼しつつ裏切り裏切られることを知りながら旅を続ける。後半急に劇画調になってびっくりだがこれもまた素晴らしい画力で、どんどんカムイ外伝、いや白土三平の世界へ引き込まれてしまう。カムイ外伝は図書館本なので次の巻を借りるまで時間がかかるが楽しみに待とう。 2020/07/13

せなななせ

2
忍犬の忍の強さを持っている頼もしさと、犬ゆえに考えが読めないのがいい緊張感だった。特にりんどうの伏線が印象的だった。二部になり、劇画になったのも驚き。話の面白さは劇画にふさわしくもあるけど、カムイがごつくなって展行ってきたかっこいいけど、かわいさはなくなってしまった。ツガルも幸せになれるんかなあ。2013/09/22

カポ

2
絵が急に変わった……2010/03/15

ポンくん

1
自宅にあり2021/05/16

うぃ

1
3.0 絵が急に変わったあたりから妙に色っぽい展開に。2017/06/18

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