小学館文庫<br> カムイ外伝 〈1〉

小学館文庫
カムイ外伝 〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 369p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091922410
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

建身分制度に疑問を抱いた天才忍者カムイは、抜忍となり、忍びの世界から脱出した。そのカムイを追って、驚異の技を持つ忍者たちが次つぎと襲ってくる。

▼第一部・雀落とし▼第1話/雀落とし▼第2話/飯綱落とし/▼第3話/月影/▼第4話/むささび▼第5話/五ツ▼第6話/木耳▼第7話/常風▼第8話/九の一▼第9話/暗鬼▼第10話/空蝉▼第11話/下人▼第12話/狂馬▼あとがき・井沢元彦(作家)●登場人物/カムイ(公儀隠密だったが現在は抜け忍となり、追忍に死の追及を受ける)●あらすじ/抜け忍となり、常に追忍から命を狙われているカムイ。今日もそれぞれ腕に覚えのある忍者3人が、カムイを追いつめる(第1話)。▼木こりたちに紛れて身を隠すことにしたカムイ。しかしどこの組も人手が足りているようで、なかなか雇ってもらえない。結局、荒くれ者たちの吹き溜まりである「トズラ組」で働くことにするが、そこには、彼らにこき使われている娘・トネがいた。思わずカムイは彼女を助けるが、激しいリンチにあい…(第8話)。●この巻の特徴/第1巻では、カムイの秘術である「変移抜刀霞斬り」や「飯綱落とし」から、今後たびたび登場する「犬万」「移り身の術」といった基本的な忍術についての解説がされる。●その他の登場キャラクター/追忍・マシラ一族(第2話)、追忍・月影(第3話)、追忍・ムササビ兄弟(第4話)、追忍・名

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

22
えらく高尚に評価されてる気がして読むのがちょっと億劫というかなんか読む前に覚悟がいるマンガの印象あるけど、案外わかりやすい気もする。どっちだよと怒られそうだけど、なんだか書くのに体力というか知的体力がいるようなマンガだと思いました。ということで聞いても良さがイマイチわからないエレファントカシマシを聞いてみる、ココロに花を。2023/01/19

せなななせ

3
よく動く。カムイは非人ゆえに忍になり、殺人が嫌になって抜け忍になったために、同胞に命を狙われ、逃亡生活をしている。カムイの孤独さ、待ち受ける困難、半端ない。どんな結末が待っているんだろう。多分読んでいるのはこのシリーズではない、ハードカバーのもので、二巻半ばまでは児童向け漫画の絵柄、それ以降は劇画になってる。どんな展開になるのか気になる。予想を裏切る展開の連続なのも見物。2013/09/18

しん・かんかん

2
確か少年サンデーの別冊、時々掲載されてたんじゃなかろうか。カムイ伝本編とは異なり、抜け忍となった少年忍者カムイが追手と戦いながら、また人や鳥獣との出会いと別れを繰り返しながら成長していく、というのが初期の設定だろう。当時の荒唐無稽な忍者モノと異なり、この人の作品は、「科学的忍法」と言われたよな、確か。いま読み返すと、なるほど科学的な理屈はわかったとしても、彼らのようにふるまうには強烈な身体能力が必要だろう。と思っていたら、youtubeのCCレモン女子高生忍者を見てしまった。飯綱落し、できるかもしれない。2014/09/23

月光密造者

2
少年漫画の躍動感の中に、非人という身分の悲惨さを感じさせる。当時の子供達に影響を与えたことが伺い知れる。2010/10/19

カポ

2
カムイ伝を読んでないが、果たしてどのくらい読みとれるかな。カムイの非人である所以はなんじゃ!2010/03/14

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