小学館文庫<br> 忍者武芸帳 〈1〉 - 影丸伝

電子版価格
¥693
  • 電書あり

小学館文庫
忍者武芸帳 〈1〉 - 影丸伝

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 401p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091922014
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

一代の怪物、影丸。彼を中心に強烈な個性を持つさまざまな人間たちが入り乱れ、運命に翻弄されながらも信念をつらぬいていく。因縁の糸が絡み合う大河歴史コミック。

▼第1話/脱獄▼第2話/仇討▼第3話/疾風剣▼第4話/無風道人(1)▼第5話/無風道人(2)▼第6話/無風道人(3)▼第7話/無風道人(4)▼第8話/秘太刀▼第9話/幻の使者▼第10話/通り魔▼第11話/雷雲党▼第12話/忍剣▼第13話/土一揆▼第14話/地摺り残月剣▼第15話/雷雲砦▼第16話/密偵▼第17話/天神戦法 ●登場人物/結城重太郎(伏影城元城主の一子。父の仇討ちをめざす)。影丸(謎の忍者。雷雲党を説得し城を攻めるよう導く。農民に人望が厚い)。無風道人(謎の僧侶。重太郎に剣の基本、吹毛剣を教える)  ●あらすじ/永禄年間のこと。土牢に幽閉されていた子どもが助け出された。それは伏影城元城主、結城隼人光春の一子、重太郎だった。当時の家老坂上主膳の謀反により、城はのっとられ父は非業の死を遂げていた。牢を出た重太郎は、父の仇をうつため単身城に忍び込む。そこに待っていたのは、謎の忍者と主膳の影武者の死体だった(第1、2話)。▼城で会った忍者、影丸に助けられた重太郎は、追手から身を隠しつつ腕と心をみがくために、武者修行の旅に出る。一方主膳は、腕のたつ最上三剣士に重太郎を討つよう申しつける。その頃、重太郎は瀕死の落武者から「陰の

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

43
なんかごちゃごちゃしたけど絵とストーリーな気もするが。えらく評価が高いんで、よくわかんないけど、単純に面白いというか、忍者モノって敷居が高いよな、なんとなく。2018/02/14

Dai(ダイ)

11
影丸伝と言う割に主人公らしくない。2021/12/07

しんすけ

9
本書との最初の出会いは1963年だった。入院した同級生の見舞いに行くと、ベッドの脇に数冊の「影丸伝」があった。貸本屋で借りてきたものらしい。貸本屋を誤解していたぼくは期待せずに開いてみた。ところが何が原因だったか不明だが見舞いなど忘れた。シリーズの途中からだった。 そこに広がるのは下剋上の世界だ。百姓一揆や浄土真宗の歴史は日本史で知っていたが、このような激越なものだと驚愕していたのだ。当時は「創作に過ぎない」との評価もあったが、白土三平は「真実しか書けない」との発言をしていたのを後に知ることになった。2020/09/24

月世界旅行したい

3
私にとってのナンバーワン。2014/04/19

ra0_0in

2
白土三平は、父親の書棚にあった『サスケ』を小学生時代に読み漁ったくらいで、『カムイ伝』もちゃんと読んだことがない。『サスケ』には小学生らしく忍術バトルに興奮したが、ハードボイルドな世界観と英雄の敗北による唐突なラストに、どうも突き放された思いだった。これは『七人の侍』を観た時と同じで、どちらもマルクス主義的視点から「神話」を相対化しているのだが、少年漫画のヒロイズムしか知らなかった僕は釈然としなかった。劇画と呼ぶには可愛らしすぎる絵柄はリアリティよりも子供向け漫画を想わせたので、そのギャップにも戸惑った。2013/08/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/536817
  • ご注意事項