小学館文庫<br> 陽だまりの樹 〈8〉

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小学館文庫
陽だまりの樹 〈8〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091920584
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

動乱の江戸末期、来たるべき近代国家への苦悩と希望を描いた巨編!! 時代の流れに翻弄されつつも、自らの使命を全うした武士・伊武谷万次郎と医師・手塚良庵。二人の男の生き様を軸に、近代国家幕開けまでを作者自らのルーツを折り混ぜながら描いた幕末感動ロマン!!

▼第1話/暁の急襲▼第2話/愛憎の館▼第3話/長州行▼第4話/鬼▼第5話/ええじゃないか▼第6話/大政奉還▼第7話/官軍江戸入り▼第8話/万次郎婚礼▼第9話/上野輪王寺▼第10話/終章●登場人物/伊武谷万次郎(府中藩士で、歩兵組の統率にあたる。剣の才能に恵まれている)、手塚良仙(=良庵。父・良仙の死後、3代目良仙を名乗り、軍医になる。女好きだが、腕は確か)●あらすじ/万次郎の誠忠組征伐の作戦は、明け方に攻撃を仕掛ける、というものであった。この作戦は成功し、不意をつかれた誠忠組は、なかなか攻撃を仕掛けることができない。そして万次郎は、楠音次郎と1対1で対戦をする。万次郎は音次郎を斬ったが、彼もまた、重傷を負ってしまう(第1話)。▼重傷を負った万次郎であったが、顔に傷が残っただけで済んだ。そして彼は歩兵組の大隊長になり、百石加増し、槍持ちを始め中間5人を持つ身分となった。ある日、万次郎が斬った楠音次郎の妹・綾が万次郎を襲おうとした。万次郎は綾を突き飛ばし、気絶させてしまう。慌てて家に連れ戻す万次郎。気を取り戻した綾から事の次第を聞いた万次郎の母親は、綾が千三郎の仇のかたわれであることを知る。そして、綾をかばおうとす

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