小学館文庫<br> カムイ伝 〈10〉 木の間党の巻

小学館文庫
カムイ伝 〈10〉 木の間党の巻

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  • サイズ 文庫判/ページ数 386p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091920409
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

徳川幕府による厳しい身分制度下、権力の重圧にあえぐ者たち。多彩な人物群と雄大な構想、透徹した歴史観で綴る白土劇画の代表作であるばかりでなく、日本コミック史上に燦然と輝く名作。

▼第1章/梟首▼第2章/蔵六陣▼第3章/川ガラス▼第4章/傀儡▼第5章/木の間党●主な登場人物/カムイ(厳しく差別される身分から自由を求めて脱出し、忍びと化した天才忍者)、正助(優れた知能で社会を改革しようとする農民)●あらすじ/非常法による物価の上昇、札相場の下落、藩札の乱発は悪循環を繰り返し、藩内の混乱と生活の悪化はますますひどくなっていった。生活の困窮にあえぐ農民たちの怒りの矛先をそらすため、その張本人である目付け側は御用商人を公金横領者として処刑する。そして新しい御用商人・大蔵屋を登場させることで、藩内の経済不安は一時的に解消されたかのように見えた。一方、日置藩のナゾを突き止めたカムイだったが、忍びとして生きることに迷い始める。そして、隠密団の小頭・手風によって窮地に追い込まれるが……。●その他の登場キャラクター/ナナ(カムイの姉)、苔丸/スダレ(夙谷の住人で、正助の協力者)、ゴン(花巻村の農民)、草加竜之進(元次席家老の息子)、笹一角(元日置藩剣法指南役)、夢屋七兵衛(金の力で権力に対抗しようとする商人)、赤目(カムイの忍びの師匠。忍びの社会から抜け出し、夢屋の商売を助けている)、橘軍太夫(日置藩目

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かふ

7
そろそろ終盤という展開でカムイが大活躍の回だ。カムイとライバルの手風の一騎打ちの熱意が伝わってくる。文庫本サイズだと細かくてもっと大きなサイズの本で読みたかった。家を潰された竜之介とその指南役の笹一角の壮絶な闘い。武士のメンツにこだわった復讐劇。竜之介ボンボンだったのに顔が鬼の形相になっていた。2017/10/16

koyasho

1
ついにカムイと搦の手風が日置藩の謎を突き止める。笹一角は本懐を遂げ、竜之進は木の間党の頭として暴れる。無人流の使い手カサグレの死に際のセリフにしみじみする。2012/11/17

うぃ

0
3.0 この物語のうねりというか展開はすごいね。2017/04/26

佳蘋(よし)

0
再読

ポンくん

0
自宅にあり2021/04/17

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