出版社内容情報
高校サッカー部の青春を描く連作シリーズ。
高校1年、藤枝カオルはサッカー部の有能マネージャー。全国選手権を目ざすチームの裏方を一手に引き受け、選手達の無理難題にも余裕で対応。ところが1年生ストライカー清水修宏のことを意識するようになって…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
菊
1
大野潤子初期の名作ですね。ホント懐かしい。そして、今も昔も変わらない、大野潤子特有の優しくてあたたかな雰囲気に、なんか安心しました。ぶっちゃけ平たく言ってしまえば、単に“サッカー部を通して描かれる高校生たちの青春ストーリー”という、よくありそげなものでしかないんですが。ありがちでも、とても良い作品なのです。そして、短編のシリーズものだから、サックリ軽く読める感じもあります。これぞ、ゼヒゼヒ一度読んで欲しいオススメ本です。読めば読むほど深く沁み込んでくる作品です★2009/10/11
なつき
0
これ読んで高校サッカーも見るようになりました。最初の涙腺に油さしの清水くんが大きくなって、という心境です。2010/11/29