出版社内容情報
「惡の華」押見修造 最新作は究極の毒親!
「惡の華」「ハピネス」「ぼくは麻理のなか」「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」など、傑作を次々と世に送り出してきた鬼才・押見修造氏が、ついに辿り着いたテーマ「毒親」!
母・静子からたっぷりの愛情を注がれ、平穏な日常を送る中学二年生の長部静一。しかし、ある夏の日、その穏やかな家庭は激変する。母・静子によって。狂瀾の奈落へと!
読む者の目を釘付けにせずにはおけない、渾身の最新作!!
〈編集者からのおすすめ情報〉
「惡の華」が大ヒット。「ぼくは麻理のなか」の実写ドラマ化も決定した押見修造氏の最新作です。ストーリーはまだ序盤ですが、「毒親」に興味関心のある読者の方は必見です。心を抉る傑作になる予感がしています。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いっせい
58
怖っ!全編に漂うゾクゾクした感じがたまらない。巻頭カラーの数ページ、特に5ページ目のカットで一気に物語に引き込まれた。セリフは少なめ。でも、画力が凄い。今すぐに次巻が読みたい。2022/08/13
神太郎
54
この母ちゃん、なんかがオカシイ。そして、怖い。怖いが対先が気になってしまう。相変わらずこの中毒性が押見さんの作品の特徴だ。久々にゾクゾクしてしまった。2017/09/30
ちゃりんこママ
39
これって母親の解離性人格障害?ホーム・ビデオのように緩慢なストーリー展開だがコマを追うごとに怖さが増す。巻末の子どもの写真まで、何度か見返すと孤独な母子の心象風景が見えてくるようです。2018/06/03
mai
34
押見さんの新作。目に入りすぐ手に取りました。これからどうなるのか、展開に予想がつかず。気になります。早く2巻が読みたいです。2017/11/01
直人
31
■血の轍 1(押見修造,小学館) 帯曰く「究極の毒親」なんだそうだ。毒親っていうその言葉自体,どうかと思うんだが。 さてその毒母を扱ったコミックス。 子離れのできない母親の話かと思いきや,どうやらそれだけではなさそうで,常軌を逸している,という言葉の方が似合いそう。 ただ──子どもが中学に上がるまで,そのキャラクターが露見しなかったというのが,やや解せん。 そこらへんは,これから描かれるんだろうか?2018/01/10