出版社内容情報
"誰もが持つ""思い出の漫画""に出会える店「金魚屋古書店」。しっかり者の店長代理・鏑木菜月と、店に住み着くほどの漫画好き・斯波尚顕が、あなたの大切なひとときを包みます。"
"▼第1話/思い出の成分▼第2話/北斎漫画▼第3話/遠くまで▼第4話/少年探偵登場▼第5話/漫画のない国▼第6話/藤臣君▼第7話/セドリ稼業▼オマケ漫画/ビリーと店長の底なし珍道中記 巻の1▼巻末お役立ちコラム/金魚屋古書店雑記帳●主な登場人物/鏑木菜月(漫画専門の古本屋「金魚屋古書店」の店長代理。祖父・清太郎に代わって店を切り盛りする)、斯波尚顕(「金魚屋古書店」の店員かつ居候。漫画の悪口にナーバス)●あらすじ/ある日、田沢という30歳過ぎの男が金魚屋古書店を訪ねてきた。特に集めていた訳でもないが、知らず知らずのうちに一杯になった漫画本。それを全部買い取ってほしいと告げるのだが、彼が「もう漫画も卒業かな」と言おうとすると、店員の菜月が慌てて言葉を遮ってきた。どうやらこの店には、漫画の悪口にナーバスな店員がもう一人いるらしく…(第1話)。●本巻の特徴/あなたのお探しの漫画、ここにあります! 本巻の主なお取り扱い作品は「美術を志す少女が借りた、葛飾北斎が主人公の漫画」。「なんでもアリ?…超有名ネコ大活躍の人情ギャグ漫画」。「一人の男を虜にした、""コナン""より40年前の探偵漫画」。「異国・フランスの地で、見つけてしまった西部劇漫画」。「学生時代、彼に惚れた…超格好いい男子登場の少女漫画」。"
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wata
45
私も学生の時以来、去年から漫画を読み始めたけど小説じゃなくても面白くて情報量が多くて良いものがいっぱい!読んどけば良かったって思いました(^^;2015/02/01
ガーガー
38
漫画っていろんな事を教えてくれるんだな~、と改めて思った。金魚屋古書店の地下の書庫の広さはうらやましい…。2016/02/14
ヒロ@いつも心に太陽を!
38
「ん?藤臣くん??」どっかで聞いた名前だと思ってたらやはり千津美と藤臣君シリーズ(ひかわきょうこ先生)の『春を待つころ』だった(*^□^*)!!!そうか、やはり当時はかなりの人気だったわけか。私は読友さんのお薦めということもあり最近白泉文庫で入手して読んだけれども、うん、確かにかっこいいもんなー。ちなみに私は真壁くん世代(@ときめきトゥナイト)なんだけど彼も藤臣くんと同じにおいは感じる。あ、金魚屋の感想になってなかった。どれもいい話だけど個人的には先に読んだ金魚屋出納帳の方がじーんときて好きかな。2012/09/03
くりり
32
何か思い出すよねぇ、槇村さとるの「ダンシング・ゼネレーション」 ♪2015/02/07
ムック
25
そうだった・・子供の頃は、決められたおこづかいの中でどうやりくりして好きな漫画を買うか、必死だったなあー。アラレちゃんをまた読みたくなった。金魚屋みたいな所、近所にあったらいいのになー。2010/12/27