出版社内容情報
▼第25話/倫敦(ロンドン)の怪事件▼第26話/記憶の底▼第27話/覆面の下の心▼第28話/最後の忍法▼第29話/2人なら最強▼第30話/待っているのは死▼山岳民族に生まれて▼アオザイ通信
●主な登場人物/ヒカル・ミナミ(日系米国人。元・陸軍機関誌のカメラマン)、お姫さま(ヒカルが恋した美少女。口ぐせは「ンクク」)
●あらすじ/再会した瞬間に始まったお姫さまとティムの決戦。一度「死」を知り、一人前の男へと成長したティムを見て満足げに笑うヤーボ大佐は、初めてティムと出会った時のことを思い出していた。それは1955年のイギリスでのこと。数日前からの売春婦連続殺人事件で、不穏な空気が漂っていたロンドンの貧民街・ホワイトチャペル通りで…(第25話)。
●本巻の特徴/もう、この想いは隠せない──。「野良犬たち」最弱にして最強の者・ジャジャマルの死闘ほか、壮絶なバトルが続く最新集!! 2人はまだ、お互いを知らない。
●その他の登場人物/ティム・ローレンス(陸軍特殊部隊「グリーンベレー」所属。金髪の美少年)、ヤーボ大佐(陸軍特殊部隊第5グループを率いる大男。チョコ依存症)、ジャジャマル(「野良犬」のアメリカン忍者で、通信兵として動く)、バオ(サイゴン市民、妹思いな不良少年。誤爆により両親が死亡)、ズオン(ベトコン側のケンカの強いお坊さん)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
23
誰かを愛することで強くなれる。とは良く言ったものだけど、ジャジャ丸(ジャスミン)、お前って奴は……。最弱はその瞬間、最強になった。勝てないとわかっていても、愛する人のために一歩でも動いたことは誰にできるわけでもない。ティムは彼女の生きざまから何を得たのか。命のやり取りはまだ続く。2020/08/22
眠る山猫屋
17
ティムの過去が語られ、敗北(死との隣接)を体験した彼がプリンセスに挑む。しかしまだ埋められない差は歴然とあり・・・。ストレイドッグス最弱のジャジャマルが、ティムの為に最強になる瞬間がとても好き。最期の言葉がティムに届いて良かったね・・・。2017/04/08
多田幾多
16
野良の最弱のジャジャマルが唯一最強になれた巻にして、「愛」の話。ティムとヤーボ大佐の出会いとグリーンレベーに入るいきさつが描かれていた。小さい頃のティムがおかっぱで可愛い!ヤーボ大佐、なぜ太った。でも、彼には深い深い傷があって、その傷のおかげで今の彼がいて……そしてやはり大本命はジャジャマル!まさか「彼」…いや、「彼女」で泣くとは思わんなあ…。「愛」してるから、彼女は動いたんだ2014/04/10
流之助
10
2人はまだお互いを知らない.......。2020/02/10
とんび
7
この漫画の何が凄いって、効果線が全然使われていなこと。構図で視線を作ってるのがもー凄い。トーンもグレーのシンプルなものだけ。2011/05/19