IKKI COMIX
ディエンビエンフー 〈2〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ コミック判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784091883742
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

▼第7話/魔法陣▼第8話/大いなる神秘▼第9話/死ぬのにいい日▼第10話/戦うべき場所▼第11話/愛と資本主義▼第12話/そして戦争が始まる▼アオザイ通信

●主な登場人物/ヒカル・ミナミ(米陸軍機関誌「星条旗新聞」特派員カメラマン。日系米国人)、“彼女”(ヒカルが出逢った謎の戦闘美少女。口ぐせは「ンクク」)
●あらすじ/7人の最狂戦士「野良犬たち(ストレイ・ドッグス)」とともに、“彼女”探索の旅を続けるヒカル。だが、元北朝鮮兵士のパクに続き、解体屋ミンチも“彼女”の刃の前に散ってしまう。ミンチを呼びに来たヒカルは血まみれの“彼女”と再会するが、息つく間もなく始まった、次なる「野良犬」カリフラワーのじじいの攻撃に巻き込まれて…(第7話)。
●本巻の特徴/迷走するベトナム情勢。そんな中“彼女”は確実に「野良犬たち」を始末していく。一方僕は“彼女”に恋をして、まだ、生きている。そしてまだ、2人はお互いを知らない。
●その他の登場人物/おばあちゃん(“彼女”を「プランセス(=お姫様)」と呼び、レッスンをつける。口ぐせは「だど」)、ティム・ローレンス(陸軍特殊部隊「グリーンベレー」所属。口ぐせは「もっとマシな戦争をやろう」)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

神太郎

26
グリーンベレーの一癖もふた癖もあるやつらとの日常があるからこそ彼らの死があまりにも一瞬でそれが虚しくもあり、これが戦争であるということをはっきりと感じさせる。特にリトルとお姫さまの戦闘は一瞬であり、しかし、命のやり取りをした刹那の死への恐怖と生きるということを渇望する姿に「これぞ人間」って感じを受けました。ほんと、あっさりと登場人物が急に死ぬので……いやはや。かわいいキャラ造形とファンタジーな演出に本当に助けられる。2020/08/07

多田幾多

18
絶対に強そうだと思っていた野良犬がぽいぽい死んでいきます。(早い!)そしてティムが可愛いしカッコいいし、なんだか脆そう(精神面において)ヒカルはなんだかんだでぼけっとしててそんなに弱くなさそうだし……でも、この漫画で精神面が強そうなのは……ニューかな?w戦争はまだ始まっていない2014/04/10

眠る山猫屋

16
再読。グリーンベレーのはぐれもの集団ストレイドッグス。姫さまに挑んでは敗れていく。今回はネイティブアメリカンのリトル。リトルの闘いを通して、作者はまたまた人間の弱さ・悲しさを突きつけてくる様だ。ジタバタと見苦しく死んでゆくリトルを見ていると、凄くいとおしいキャラクターに思えてくる。 サイゴンでは、バオとニューの兄妹が逞しく生きているが、戦争は歩みを止めない。2017/04/05

流之助

9
登場人物増えてゆく。バッタバッタと簡単に人が死ぬ。2020/02/10

kanon

5
リトルの死に際は、虚しかった。戦争はどの面から見ても、全て悲惨であると考えるべきだろう。戦争を経験している訳ではないから文献や作品とかから得るものしかない訳だが、起きて良い事など何一つもない。美談にならない。戦争を悲惨なものして語る経験者は信用すべきだけど、他の意見を語る経験者からは何も得るものはない。これからも戦争などは起きなくていい。2020/05/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/559383
  • ご注意事項