出版社内容情報
「恋愛」も「結婚」も「同性愛」も、あたしの幸せとは少し違った。女であることと、自分の幸せを一生懸命あがいて探したその先は…？ エロスの旗手が綴る“最進化系”ストーリー。
▼第1話?第8話●主な登場人物／嶋田うれ葉（美容ライター。高校生時代、同性愛で傷ついた過去あり。現在は一瑠［♂］とフツウに恋愛中だが…）、海老原一瑠（女子校教師。うれ葉のカレシ）●あらすじ／うれ葉と一瑠は学生時代から6年越しの恋人同士。そして、ついにプロポーズをした一瑠だが、なぜかその後3か月もお預け状態に。この日もその話を振るが、結局うれ葉にごまかされてしまう。そんなことがあった翌日、デパートの化粧品売り場を訪れたうれ葉は、販売員の園江さをりを一目見てときめいてしまう…!!（第1話）●本巻の特徴／一瞬の心のゆらめきが、うれ葉を再び「同性愛」の世界に走らせた。そして、それを知った一瑠の取った行動は…？ ココロとカラダの全部を使って幸せの形を確かめる、かなり過激で繊細な恋愛ストーリー!!●その他の登場人物／園江さをり（デパートの化粧品売り場で働く女性。うれ葉が一目惚れしてしまった相手）、毬谷（海老原の学校の生徒。保健の女教師・横田に目をつけられている）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レニ
1
再読。 女の人で、「女性であること」を強く意識し 誇りに思い生きる女たちの強さたるや。 小野塚さんの作品は色んなタイプの人が出てくるけど、これに関してはかなり女性：男性という対比が強く描かれているように感じる。 何度か読んでいますが、冒頭のうれ葉の高校時代の同性との出来事が、ちょっと分からない。 なんで泣くのかとか。 伏線なのだろうけども。。 2013/11/04
toshi
1
絵がちょっと苦手だけど思っていたよりずっとよかった。ただ、好きかと聞かれたら好きではないけど。海老原、救いがなさすぎ・・・ 2005/07/10
はちはち
0
レズもの。出てくる男が典型的な間抜け、そして現実にたくさんいがちなキャラで、そういう男を選びがちな女を皮肉ってるところとかえぐってくる。2016/12/25
かち
0
ちょうど、周囲が同性愛はわからないと言っているのが聞こえた翌日に再読。全く内容を覚えていなかった…。この男の子はセンスがないが、世間一般ではこれに納得し幸せと感じる女子もたくさんいるだろうなーというのが感想。好きな人やものと一緒なら幸せよね。男でも女でも友達でも2013/06/01
頭の中がメルヘンちゃん
0
中二病全盛期のときにドハマリした漫画家が小野塚カホリ。中でも愛い奴とジョルナダは大好きで、何度も何度も読み返したなあ。釈然としないところとか完全な悪役がいないところとかみんながみんなお互い様なところとかがまあ現実といえば現実なのかな。ちょっとLの世界っぽいよね2012/06/12
