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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
田中峰和
5
今回は悪の筆頭酒井忠清の出番はないが、彼の策略で抹殺されようとする石谷十蔵と不知火党首魁の冬木道無の過去の経緯と確執が語られる。何と二人は、島原の乱で敵同士になって互いに恨みを持っていたのだ。天草四郎の手下となって幕府軍と戦う冬木は手練れの忍者。彼はカムイ同様非人の出身だが、切支丹つぶしを図る幕府の横暴に抵抗する戦死だった。敗北後、孤児となった子たちを育てた義賊の組織が不知火党。ようやく助け出されたアヤメは草加竜之進と結ばれる。久々に代官錦丹波が登場。麻薬中毒になった娘と再会する。次回は悪役再登場か。2021/02/16
チョビ
2
知恵伊豆を初めとする、実在した人物にカムイ達を絡ませることで、世界は武士が動かしているのではなく、そこにいる全ての、身分を超えたヒト?????が動かしているのだ、そしてリレイションシップの中で己の進む道を探していく。それが許される竜之進が羨ましい。あー、もう色々羨ましいんだ。ただカムイ伝でのゴールを迎えてしまったように思え、なんかそれでいいんですか、兄貴!という感がする。全てが唐突すぎ。2019/02/03
kinoko-no
0
島原の乱まで話が及ぶとは!そして、アヤメの動きから目が話せない。2011/10/15