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出版社内容情報
1964年に月刊漫画『ガロ』で第1話をスタートし、以来その壮絶な時代描写と主人公カムイの生き様が、多くのファンを魅了し続けた「カムイ伝」。通読してもう一度わかる凄さ、鬼才・白土三平、不滅の名作!!●[カムイ伝第一部]15巻 刊行中●[カムイ伝第二部]12巻 2006年4月より刊行●[カムイ伝外伝]11巻 2006年10月より刊行予定
▼第1章/怒涛▼第2章/査問▼第3章/蔵六(ぞうろく)屋敷▼第4章/不穏▼第5章/飢餓●主な登場人物/カムイ(下忍となった夙谷の民)、正助(才覚あふれる農民の若き指導者)、草加竜之進(謀殺された次席家老の遺児)●あらすじ/正助の指揮による新田開発により、領民の生活は飛躍的に向上した。領民の喜びも束の間、財政難に悩む藩主は橘軍太夫の進言を取り入れ、新田から新たな年貢を取り立てる計画を立てる。この動きを察知した領民の不満は爆発寸前となり、一揆に発展しそうな気配をみせる。一方幕府は、日置藩の改易を目論んでいたが、七万石の小藩にもかかわらず日置藩には、幕府もうかつに手を出せない秘密の切り札を持っているらしい。幕府首脳は、その秘密を探るべく日置領内には多くの隠密が放つ。その隠密のひとりであるカムイは、日置藩の秘密を解く鍵が城代家老屋敷で飼われているカメにあるのではないかと目星を付けて…?●その他の登場人物/弥助(カムイの父)、ナナ(正助を愛するカムイの姉)、一太郎(正助とナナの子)、ダンズリ(正助の父)、橘軍太夫(日置藩目付)、笹一角(元・日置藩剣法指南役)、花巻村の庄屋(正助が住む村の保守的な庄屋)、竹間沢村の庄屋(正助
蔵六屋敷の巻
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