ビッグコミックススペシャル カムイ伝全集 第１部 〈６（八方変現の巻）〉 - 決定版

白土三平

小学館（2005/11発売）

• サイズ コミック判／ページ数 405p／高さ 19cm
• 商品コード 9784091878564
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

著者・白土三平氏の画業50周年を記念して刊行された、日本コミック史に輝く長編忍者漫画「カムイ伝」の決定版！　カムイのように戦い、カムイのように悩み、カムイのように再び立ち上がる勇気をすべての人に!!

▼第1章／かくれみの▼第2章／助命金▼第3章／八方変現▼第4章／掟返し●主な登場人物／カムイ（下忍となった夙谷の民）、正助（才覚あふれる貧しい農民の子）、草加竜之進（謀殺された次席家老の遺児）●あらすじ／目付の橘軍太夫と結託した悪徳商人による、不当なマユの買い付けに端を発した「玉手一揆」は、正助の巧妙な戦術により農民側の勝利に終わるが、その後の日置藩の追及は厳しかった。首謀者として捕えられた正助は、父・ダンズリと共に苛酷な拷問を受ける。やがて苔丸らの尽力で放免された正助は、夙谷の娘でカムイの姉であるナナとの仲を公表。この身分制度の壁を乗り越えた二人の愛は、領民の結束をより固めることになった。●その他の登場人物／弥助（カムイの父）、ナナ（カムイの姉）、ダンズリ（正助の父）、花巻村の庄屋（正助の主人）、竹間沢村の庄屋（正助の理解者）、橘軍太夫（日置藩目付）、橘一馬（目付の息子）、笹一角（元・日置藩剣法指南役）、水無月右近（剣豪の浪人）、横目（夙谷の頭）、サエサ（横目の娘）、赤目（抜忍。カムイの忍びの師で「日の市」と名を変えている）、日置藩主（暗愚な領主）、城代家老（目付と対立している）、雲水（忍びの小頭）、スダレ（苔

八方変現の巻

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[コリエル]

師匠赤目との死闘を経て、死んだかに思えるカムイだが、江戸にはそんなカムイらしき存在が、と定番の死んだはずだよ展開。そっちをよそに農民たちは百姓と非人が一致団結し始めており、体制打倒となるや否や。

2022/07/25

[youngneil]

正助とナナがヌートピア宣言

2008/07/24