出版社内容情報
▼第1話/ジョージ・ワシントンの拳銃▼第2話/おそるべきドガ▼第3話/しあわせのトンボ▼第4話/貴婦人のセル▼第5話/薔薇と怠惰(ローズ・アンド・ルーズ)▼第6話/病院のカベ▼第7話/端皿▼第8話/エアーズ・ロックの主(あるじ)●主な登場人物/藤田玲司(ニューヨーク・メトロポリタン美術館の元学芸員で、贋作を扱う画廊「ギャラリーフェイク」のオーナー。美術界の表と裏に精通している)、サラ(フジタのアシスタント。フジタに好意を持っている。実家はアラブの大富豪) ●あらすじ/イリノイ州・ニューケンジントン市長の注文で、ワシントン大統領ゆかりのアンティーク銃を入手したフジタ。ところが最近、市内で無差別発砲事件が起き、いま銃を買えばイメージダウンになると、直前にキャンセルを要求してきた。怒ったフジタは市長との直談判に訪れるが、そのとき暴漢が市庁舎に乱入してきて…(第1話)。●本巻の特徴/表題作「薔薇と怠惰」では、調香師ジャン・ポール・香本が再登場。サラの体香に魅せられ、香りのためなら何でもする危険な男とサラが急接近して、フジタ危うし…!?
細野 不二彦[ホソノ フジヒコ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wata
52
久しぶりに登場の香本。今回は変態さはなくてマトモにみえた(((・・;)2016/08/19
くりり
40
絵が綺麗になってインポテンツのフジタが何気にハンサムに見える(笑)2016/08/17
山田太郎
26
感想難しいもんだと。なんかあんまりおもしろくなくなってきたというか飽きてきたので、なんか終わったのもわかるな。しかし、一番長く続いたのかな、この作者のマンガだと。2018/12/04
山田太郎
13
そう昔でもないくらいに読んでるようではあるが、全然と言ってもいいくらい記憶にないな。10巻くらいまではちゃんと覚えてたのだが。感想ちゃんと書いてないので、何がなんだかわかんなくなるのであろう。今日は障子の貼り替えします。楽しい。こういう作業がなんだか楽しい今日このごろ。2023/05/28
ムーミン2号
7
フジタの商売がヤバいだけに、怪しい連中は周りにゴマンといる。宝石泥棒のフェイツィには何度も煮え湯を飲まされているが、かつてサラを襲いかけた世界的調香師のジャン・ポール・香本も未だにサラに未練を残し、ちょいちょい誘いをかけてくるのに、フェイツィも少し絡んでいる。サラも少し、フラっとなりかけるが、フジタの見事な修復でたった今描きあがったようなボッティチェリ(複製)を目の前にして、改めてフジタ・マジックに感激する。ところで、エアーズロックの持ち主って、誰かご存知? オーストラリアじゃないらしい。2018/12/31