出版社内容情報
金融会社のサエない営業員…その正体は、会社のオーナーにして闇の魔術師!! ふたつの顔を持つ男が、世にはびこる悪を斬る!! 鬼才・細野不二彦が描く、本格トリック・サスペンス!!
▼第43話/善人と駄目人の間▼第44話/シロウサギの跳躍(前編)▼第45話/シロウサギの跳躍(中編)▼第46話/シロウサギの跳躍(後編)▼第47話/シロウサギの跳躍(決着編)▼第48話/金魚の絆▼第49話/駝鳥の宴●主な登場人物/春居筆美(=Dr.WHOO。月影ファイナンスのダメ営業員。しかし実はオーナー。さらに、華麗なマジックで相手を幻惑し圧倒する、謎の魔術師の顔を持つ。周囲はその正体を知らない)、小泉じゅん(窓口係。月影ファイナンスの職場の花)●あらすじ/じゅんの父・直純は、仕事一筋だが、人が良すぎるのが心配の種。そんな彼がある日、唯一の趣味・コンピュータゲームを扱う秋葉原の店で、隙をつかれクレジットカードをスキミングされてしまった。偶然集金のためその店に現れた春居は、店主の不審な様子から偽造の事実を嗅ぎ付け…(第43話)。●本巻の特徴/巨大な権力で株を操作する謎の団体“クロブチ経済研究所”とは!? そして主宰者である“シロウサギ”の正体とは!? 全4話に及ぶ表題作「シロウサギの跳躍」他、大幅加筆の最新刊。●その他の登場人物/巣鴨店長(よくいるタイプの管理職。実は春居の腹心。手堅い財務処理をする)、赤坂(やたらといばる春居の上司)
シロウサギ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
6
結構バブル時期の後に書かれているせいか、経済問題にかかわる犯罪の話が多くなっています。2014/01/04
コリエル
1
株式市場の解体屋が登場。大物のように登場したが、アッサリとWHOOに敗北。今ならこれ、仮想通貨ネタとかでやるところなのかな。2018/01/28
ユイ
1
男の人に限った話ではないかもしれないが、どうしてわかれたくないのに浮気をするのか。その辺がどうしても理解できない。2010/07/09
eucalmelon
0
占い師なんて、じっとしている頭しか使わないって印象があるけれど、ジャンヌってフリークライミングを趣味にしていて健康そう!そして、Whooに助けられながらも黒淵の情報を掴んでいく小泉純、春居の言うようにあなどれん・・・。最後のマジックって、ダチョウが出てきたけれど・・・、無理でしょう、これって。ダチョウなんてこっそり運べんよねー。2016/07/22
とんび
0
巨大な組織的な軸が出てきたり。なんつーか、安定感抜群の展開です。2011/05/19