出版社内容情報
あの頃、彼らは少年だった。そして今、人類は滅亡する。20世紀を生きてきた少年達は、いかに世界を救い戦ったのか…最後の冒険が、始まる。
▼第1話/すだれ▼第2話/ガラクタ▼第3話/ケンヂの歌▼第4話/お迎え▼第5話/ともだちランド▼第6話/裏の世界▼第7話/頼み▼第8話/成績発表▼第9話/夏休み▼第10話/屋敷の怪▼第11話/秘密●主な登場人物/遠藤健児(通称ケンヂ。2000年末、自分が子供の頃書いた「よげんの書」通りに、謎の男“ともだち”が世界を滅ぼそうとしているのを知り、仲間と共に戦う。現在は生死不明)、遠藤カンナ(ケンヂの姉・キリコの娘。17歳の女子高生。現在、チャイナタウンにある中華料理店「珍宝楼」でアルバイト中)、蝶野将平(新宿歌舞伎町警察署の新米刑事。やる気はあるがカラ回り気味。かつて“ともだち”の事件を追った伝説の刑事・チョーさんの孫)、ショーグン(ケンヂの幼なじみ・オッチョ。現在は海ほたる刑務所の特別懲罰房に入れられている。“ショーグン”とは、彼がバンコクの裏社会でトラブル処理を請け負っていた頃のニックネーム)●あらすじ/2000年12月31日。“ともだち”による地球滅亡計画“血の大みそか”を止めるため、彼らの作った粗末な巨大ロボットの爆破を試みるケンヂたち。巨大ロボットに接近し、操縦席を見つけたケンヂは、ひとりそこまでよじ登ってゆく。しかし、
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
saga
25
【再読】本集の副題は「ケンヂの歌」歌詞にコードを当てて数ページを使い熱唱。音楽の素養のない自分は映画で歌われたメロディーを思い出しながら読んだが、どうもしっくりこなかった。小泉響子がいい感じで活躍している。キャラ的に好きかも。2014/12/24
momogaga
21
ともだちランドのバーチャルな記憶とヨシツネの少年時代の記憶。このふたつの記憶がシンクロしてきた。ともだちの正体は?ますます謎が深まってきた。2015/08/04
入江
16
過去へ行ったとき、「空気が悪い… 目が痛い…」というセリフに、グッと惹き込まれました。小泉さんの表情も楽しい巻です。2023/08/26
檜村
16
これだから宗教は面倒臭い。ケンヂの音楽で世界を救ってほしい。2016/09/11
サルビア
15
死んだと思われていた人物が生きていた。ケンヂも生きていて欲しい。それにしても”ともだちの目的は何?2016/12/15