ビッグスピリッツコミックススペシャル<br> ピンポン 〈3〉

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ビッグスピリッツコミックススペシャル
ピンポン 〈3〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 200p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784091847386
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

松本大洋が描く卓球というスポーツ!! 青春真っ只中の高校生・月本(スマイル)と星野(ペコ)が、冷たく、そしてカッコイイ“スポ根”の世界を駆ける!!

▼第23話/秋▼第24話/不協和音▼第25話/冬が近い▼第26話/おいてけぼりブルース▼第27話/スマイルロボ▼第28話/星に願いを▼第29話/もがけ青春▼第30話/ヒーローになるための試練その1▼第31話/問1・月本誠が今、必要としているもの▼第32話/マイコーチ▼第33話/続、星に願いを●主な登場人物/月本誠(通称・スマイル、片瀬高校1年生。右シェイク、両面裏ソフトカット主戦型)、星野裕(通称・ペコ、片瀬高校1年生。右ペン、表ソフト速攻型)、風間竜一(通称・ドラゴン、海王学園2年生。右シェイク、裏ソフト ドライブ主戦オールラウンド型)、佐久間学(通称・アクマ。スマイルとペコとは幼馴染み。海王学園1年生、右ペン、表ソフト 速攻型)、小泉丈(スマイルとペコの属する片瀬高校卓球部の顧問。昔はバタフライジョーとして名を馳せた幻の名卓球選手)●あらすじ/月本をライバル視する佐久間が、部活をサボり片瀬高校にやってきた。月本と試合をしたいという。海王学園卓球部では、他校との練習試合で負けたときには即退部という決まりがあった(第24話)。▼月本との試合に敗れた佐久間は、荒れて傷害事件を起こし、停学処分のうえ卓球部から退部させられてしまう。一方、

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

summerz118

10
再読。アクマいいヤツだなぁ〜愛してるぜ。辞める選択をしたアクマと、始める選択をしたペコ。青春いいね。ますます強化されていくスマイル。どうなるかは知ってても、なお惹かれるものがある。名作だ。2012/08/09

645

9
“才能”の有無の重要さや非情さをノリや勢いで誤魔化す事なくしっかり描いている点が素晴らしい、面白さにも凄く伝わっている。その最たる例が佐久間(アクマ)の存在。彼の愚直さや卓球を辞める経緯には涙が出ますね。そして、沈んでいたペコの助け舟となる所が格好良過ぎて…このやり取りがペコに初めての“本気”を決心させた。おばばや大学での基礎からの特訓を経て、一体どの位の強さへと変貌するのか?スマイルとアクマのヒーローであったペコの再来が待ち遠しい。一方の、スマイルは確実に強さを磨いているが、その本心や…少し心配な感じ。2014/05/12

秋山真琴

8
「何処見て歩きゃ、褒めてくれんだよっ」うう、辛い……。一敗地に塗れたものたちの藻掻く姿、苦しむ姿。だが、だからこそ、そこから這い上がろうとする意志……! 上を目指すという、強い意志……! うおおお、熱い! 熱いし、面白いぞ、ピンポン!!!2014/04/28

yura2

8
アニメ化記念再読。2014/04/11

DWAT

7
インハイ予選その後。この巻は表紙そのままアクマのもので、各巻表紙をかざる5人の中で、おそらく一番読者の感情移入を直接にしやすいキャラクターであろう。ストーリーとしてはペコの逃避から復活とスマイルの葛藤が軸であるが、アクマの存在なくしてはどちらもなりたたないものである。彼の視点の存在が最終巻に至って「持てるものへの羨望と、彼らへの理解」というこの作品の根源的なテーマを担っていることを明らかにしてくれている。一見典型的なスポ根の流れに見えて人物配置と極めて抑えられた表現とプロットによる深みは見事だと思う。 2014/04/21

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