ビッグコミックス<br> 七夕の国 〈1〉

電子版価格
¥693
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

ビッグコミックス
七夕の国 〈1〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ コミック判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784091845412
  • Cコード C9979

出版社内容情報

不思議な力をもつ南丸洋二は、その能力によって自らのルーツ「丸神の里」へ導かれる。七夕に特別の祭りを行なうというその地で洋二を待ち受けているのは!?

▼第1話/カササギの旗▼第2話/超能力者▼第3話/穴▼第4話/40万円の模型▼第5話/ガッピーン▼第6話/若殿様▼第7話/応答●登場人物/南丸洋二(超能力を持つ大学生で、超能力一族・丸神家の末裔。通称ナンマル)、幸子(超能力者の兄を持つ、丸川町に住むフリーター)、江見小百合(洋二が通っている大学の講師)●あらすじ/戦国時代の旧暦4月、島寺家では当主・島寺通康と家臣らが、戦会議を開いていた。敵である最上氏との打ち合いを有利にするためには、「丸神の里」に城を建てた方がいいという結論に達した。そこで島寺は、「丸神の里」出身である南丸忠頼に城建設を命じたが、忠頼は「もうじき里の者にとって重要な祭りが始まる」と、島寺に城建設の考えを改めるよう懇願した。だがその願いは受け入れられず、忠頼は首を斬られてしまう(第1話)。▼戦国時代から時はたち、舞台は現代に移る。ある大学に通う南丸洋二は超能力を持っていた。だがそれは微々たるものであった。ある日、洋二は丸神教授に呼び出される。教授が自分の能力の研究のために呼び出したと思い込み、研究室に出向く洋二。だがそこには教授はおらず、代わりに講師の江見の質問を受ける。一族に関することを聞き

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

179
この謎の能力の由来を探る作品。どんどん夢中になって読めた。手が届く、窓が開くの能力の意味を知りたい。2017/09/16

かおりっくま

9
息子が友達に貸してたのが返ってきたので再読。いやホントに面白いわ。2017/11/07

eira440

8
物質に穴を開けることのできる超能力を中心に回るSFミステリー。蓮コラみたいな感じで少し穴がトラウマにならなきゃいいなと思いつつも、導入段階ですぐに引き込まれた。岩明先生の緻密に計算し尽されたストーリー展開とミステリーは合うだろうなぁというのが読む前からの印象だったので、序盤は期待通り。この作者特有のコミカルなキャラ同士の会話も相変わらずで、凄く読みやすい。次巻以降はミステリーとしての面白さが出てくるのだろうと思うとワクワクする。2015/09/27

645

8
この人の漫画はやっぱり不思議な魅力が有る。地味ではあるが、しかっりとした根幹がある骨太の話が面白いですね。戦国時代の合戦の場面から始まり、超能力と田舎の信仰とを話に絡めてミステリアスな雰囲気を醸し出しています。この能力を扱える者の異形さは一体?能力者の謎や、今起きている事件の真相が気になる。その鍵を握るのは丸神先生に違いない、いち早くその姿を捉えたい所ですね。ボケッとした主人公が事の深層に迫って行く感じは何とも不気味、だけどクスッと笑える描写も多く何とも岩明均らしい。幸子さんも可愛くて良いですね(笑)2014/06/12

フリスビー

7
【全巻読了】SFっぽいけど、伝奇ものになるのでしょうか。戦国時代からあるものを密かに受け継いでいる山村に、主人公の所属するゼミが調査に来たことから物語が動き出します。決して明るくない内容ですが、主人公の明るさでけっこう救われています。「寄生獣」の作者だけあって、絵に迫力があります。存在するはずがないものが、実際にあるような気にさせてくれます。傑作ですね。2013/06/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/540250
  • ご注意事項