出版社内容情報
スポーツメーカー“ライテックス”に入社した北野優二。だが、あまりに“いいひと”すぎて…！？ 現代ニッポン、“いいひと”は生き残れるか！？
▼第１話／Ｍｅｒｍａｉｄ Ｉｎ Ｂｌｕｅ▼第２話／ガラスのメモリーズ▼第３話／終わらない夏に▼第４話／ＦＯＲＧＥＴ ＭＥ ＮＯＴ▼第５話／これから▼第６話／世界で一番遠い場所▼第７話／Ｉ ｓｔｉｌｌ ｒｅｍｅｍｂｅｒ▼第８話／最後の楽園▼第９話／思い出にかわるまで▼第10話／雪に願いを●主な登場人物／北野雄二（スポーツメーカー「ライテックス」の社員。妙子という北海道にいる彼女がいる）、木田伸之介（販促部業務課の新入社員）、小鴨奈緒美（同じく新入社員で稲葉の部下）、城山真理子（雄二の居候先の奥さん。城山部長の娘）●あらすじ／水と陸を行き来できるような水着『アキュ・エアー』の試作品を販売しようと海にやってきた雄二たち。が、監視員やヤクザの妨害に遭い、なかなかうまくことが運ばない。そこで雄二たちが最後の手段としてとった行動は…（第１話）。▼雄二、木田、小嶋の３人で作った『アキュ・エアー』がライテックスの夏の主力級商品に！ 実力が認められた木田と小嶋はアキュエアー事業部という新規開拓チームに転属になった。が、雄二の新しい配属先はなぜか社長室付の秘書課だった（第３話）。●その他の登場キャラクター／稲葉（第1話）、美内利行
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふくぅ
5
水着制作編、終了。新人君の五月病も治ったみたいで良かったですね。そして、特別篇ともいうべき「神戸編」。震災をテーマにしたお話。この巻だけで終わりますが、当時、震災をテーマにした心意気は、高橋さん、頑張ったと思う。2014/06/17
読み人知らず
2
この巻を読んで、復興ってなんだろうって思ったな。報道されることと現実にはギャップがある。この巻を読んで大きな災害の報道シーンを見て考えることが変わった。2007/05/21
せいきちろう
1
［再読］水着編もまたまた大成功。しかし北野優二は秘書課へ移動。阪神・淡路大震災後の神戸を舞台に描かれた短編には真実があると高橋先生は語っています。かなり年月が流れ、新たな震災が多数発生し、改めて復興について考えさせられます。2023/01/13
