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出版社内容情報
子どもの頃のピュアな心を失ったと自覚する瞬間…。そんな思春期特有の喪失感を、少女たちが性を通じて露わにするときの気分を、独特の感性で描き出す。
▼第1話/春の名前▼第2話/卒業写真▼第3話/ホタルの光▼第4話/桜前線▼第5話/惜春▼第6話/花見る人生▼第7話/眠れる森▼第8話/みだれ髪▼第9話/胸の奥のナイフ▼第10話/還らざる海●あらすじ/高校2年生のマナは、売春(ウリ)をしている。売春した相手には名前を聞かれても、ウソをついているマナにも、自分の名前を呼んで抱いてほしい相手がいた。それは、アルバイト先の店長だった。マナはある日、店長への気持ちを抑えきれず、一度だけでいいから抱いてほしいと頼む。しかし、店長は自分を大切にしなさいと言うだけだった。店長との一件があった後も、マナは売春をしていた。売春の相手と待ち合わせをしていると、そこに店長が現れた。マズイと思ったマナであるが…(第1話)▼高校3年のクラス替えで、仲のいい友達とは別のクラスになってしまった吉田優子は、クラスになじめずにいた。そんなとき、小学校の同級生・黒木美香が優子に声をかけてきた。それを見ていたクラスメートが、美香とはつきあわないほうがいいと忠告する。美香には、援助交際しているという噂があったからだ。しかし、援助交際をしてみたかった優子は、美香に近づいていった。その美香が紹介してくれた人は、有名な
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神城冥†
21
憧れと切なさと秘密の恋。人に恋をするのは別に罪じゃない。それが、禁じられた恋でも。「春の名前」好きな人がまさか…衝撃だよね。てかマスター、普通気まずくてできないと思うのだけど「卒業写真」私にも性格とか憧れていた友人がいました。彼女は今どこで何をしているのだろう。しかし、援交オヤジってつくづく腹が立つ。「ホタルの光」いつか、少女に幸福あれ。でも、健康に害があるので、タバコは二十歳を過ぎてからにしましょう。「桜前線」好きだったら、例え相手がどんなんでも好きなもんだろと思う。好きな人から拒絶されたときの絶望とい2016/01/10
むきめい(規制)
6
この切なさは良いなあ。2016/11/13
星落秋風五丈原
5
少女たちがよくぴろんとスカートを広げて見せるシーンがある。何気なさそうにやってるけどその先に待っているものってそんなに何気なくはないんだよね。2017/12/30
柚香
3
おじさんとピクニックするハナシがよかったが2015/07/17
5
3
散る桜よりもずっと儚い、無意味なセックスを幼馴染みと繰り返す「惜春」、見知らぬオジさんにドライブに誘われて過ぎ去った春を追いかける「花見る人生」が良かった。2015/07/14