出版社内容情報
本格そば漫画、本日も大人気営業中!
名人と謳われた祖父より江戸そばの技術を伝授された矢代 稜。
今回は、知人に呼ばれて訪れた福井県で、地元名物“越前おろしそば"に
欠かせない「大根おろし」の驚くべき秘密に迫る!
大根おろしって、大根の種類だけでなく、切り方やすりおろし方で
味が変わるって知ってました!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
剛腕伝説
13
東京の蕎麦好きは、江戸の蕎麦だけを粋だとする風潮が、どこかに見えかくれするけど、それはどうかなぁーと思ってしまう。ご当地蕎麦にはご当地蕎麦の良さがあるのを知らない、東京者は不粋で滑稽だわ。2022/08/04
夜梨@灯れ松明の火
8
おろし蕎麦大好きです。今年のクリスマスは蕎麦屋で過ごしましょう(笑)2012/08/06
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
7
あぁ、美味しい蕎麦が食べたい。それにしても、こだわりの地元の蕎麦を知らないというのが、その程度の蕎麦好きなんだなぁと自分を知る。2011/05/17
ぐうぐう
7
この漫画が、『美味しんぼ』をはじめとするグルメ漫画と一線を画しているのは、おいしいものやめずらしいものを取り上げることを優先するのではなく、常識を覆すことを目的として描かれている点だ。常識とは、ときに偏見から生まれていたりするものだ。これまで弱者を積極的に描いてきた山本おさむは、偏見という常識の中で埋もれていく弱者にスポットを当ててきた。そばに至っても、同じように常識に埋もれた日陰の存在に光を照らす。照らされることによって、そばの歴史が見え、常識が覆される果てに、そばの深みを感じさせられるのだ。2011/05/05
たっきん
6
ラストのクリスマスの話がよかったです。「蕎麦屋の酒は金魚が泳いでいないから」面白いなあ。ところで稜は何歳くらいなのだろう。固いそばの話の彼は、何でああまでして耐えているのか気になる…ww2012/07/05