ビッグコミックス<br> MONSTER 〈4〉 アイシェの友達

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ビッグコミックス
MONSTER 〈4〉 アイシェの友達

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  • サイズ コミック判/ページ数 196p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784091836540
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

人の命を助けるはずのメスが、怪物を産み出すことになろうとは!! 激動のヨーロッパを舞台にした、戦慄のサイコ・サスペンスいよいよ発進。

▼第1話/残された女▼第2話/ビー・マイ・ベイビー▼第3話/ゲーデリッツ教授▼第4話/アイシェの友達▼第5話/ヴォルフの告白▼第6話/メインディッシュ▼第7話/再開▼第8話/五杯目の砂糖●登場人物/天馬賢三(デュッセルドルフ・アイスラー記念病院の元医師で、連続殺人事件の重要参考人)、ニナ・フォルトナー(ハイデルベルク大学法学部生。アンナ・リーベルトであることをテンマに告げられる)●あらすじ/ハイネマン院長亡き後、3度の結婚にも失敗し、荒れた生活を送っているエヴァ。ハイネマン邸で働いている庭師は、彼女のことを心配している。ある日、庭師は、彼女を自宅のクリスマスパーティに招待する(第1話)。▼フランクフルトの酒場で、ニナは“赤ん坊”と呼ばれている男を探していた。一方、テンマは、メスナー刑事に会い、ハイデルベルクで起こった、フォルトナー夫妻、マウラー記者殺人事件の真相を聞き出していた。そこで、テンマがメスナー刑事から聞かされたことは…(第2話)。●本巻の特徴/この第4巻で、ヨハンを取り巻くある陰謀が判明すると共に、ヨハン自身の重要な事実が明かにされる。●その他の主な登場キャラクター/エヴァ・ハイネマン(第1話)、ル

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

165
テンマとヨハンの関係を軸に色んな話が展開されてきた。ニナとテンマには幸せになってほしいと思った。2016/03/21

Y2K☮

38
人生の転換点。「五杯目の砂糖」は独立した短編として読んでも至高の出来。なぜ彼は人を殺すのをやめたのか。そしてなぜ反対に人を喜ばし、生かすべく腕を振るう料理人となったのか。一見無力な彼の存在が怪物ヨハンを殺さねばという責任感に燃えるニナの心に後々利いてくることを願う。無意味と映る牽制球が僅かなスタートの遅れを引き起こし、敵の盗塁成功を防ぐ様に。あとは極右政党の滑稽さ。ヒトラーですらあそこまで暴走したのだ。こんな俗物集団がヨハンを制御できるわけない。高みの見物を気取る指導者を「赤ん坊」に見立てた浦沢氏の慧眼。2017/10/20

眠る山猫屋

19
再読。エヴァがどんどん堕ちてゆく。解り易いくらい感情が激しく揺さぶられるタイプなんでしょうね。そして“赤ん坊”たちが産み出そうとしていたモンスターは、造られたものではなく、在るべくして存在したモンスターだったのかな。それじゃオカルトですが。最後のニナとロッソさんのエピソードは切なくも優しくて好きだなぁ。2016/06/21

kagetrasama-aoi(葵・橘)

15
MONSTER 第四巻。このシリーズ読み返し始める時、楽しみに読みたいと思います……なんて書きましたが、実は殺人が山程起こり、その原因というか根を探し出して行く過程を描いたストーリィ。重たいお話だったこと思い出しました(T_T)。この辺りから、Dr.テンマの元婚約者エヴァ・ハイネマンのことちょっと可哀想かな……って。性格に問題あるのはわかってますが、女として気持ちわからなくないかなぁ。あと、フランクフルトの腐れ縁的ヘッケルも小物感満載で憎めないキャラです。2019/04/11

椿

12
エヴァが執念深い。でも、確かにタイミングが悪くて可哀想だったけどね。ニナも、独自に色々動いてるのか…。2016/07/16

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