出版社内容情報
浦沢 直樹［ウラサワ ナオキ］
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
236
20世紀少年以来の著者の作品を久しぶりに読んだけど、めっちゃワクワクしてきた。ヨハン何者なんだろ？とか疑問点が沸々と沸くのが面白い。2016/03/07
Y2K☮
41
リルケを読んでいたら何となくドイツの何かに触れたくなって。いつ以来の再読かな。１巻は大学の入学式の後で買ったのだ。第二外国語をドイツ語にするほど影響を受けた。人の命は平等か、否か。地位や権力や財に溺れた者ほど己を特別と考えたがる。少なからず世渡りの必要性を学んだ今の自分でも、あの時のドクターテンマの選択は間違っていないと云い切れる。彼に救われたヨハンも又、裕福な者だろうが一般人だろうが犯罪者だろうが平等に扱う。但しこちらは目的を果たす為の駒として使い捨てる。何たる皮肉。怪物とは何か。少しずつ辿っていこう。2017/10/01
福猫
30
CSで始まったアニメの再放送を偶然目にし、再読。『人の命は平等』そんな正義感丸出しで、一人の少年を救うDｒテンマ。凄腕の外科医として、出世の階段を順調に登っていたころはベタベタだったエヴァが、道を外れた途端に手のひらを返すシーンは、何度読んでも苦笑。イヤな女だ。既読なので展開を知ってるから、憎めないんだけどね。それにしてもヨハン…。初登場からして不気味な子だわ。2013/07/07
Dai（ダイ）
29
かなり有名な作品ではあるが全巻通して読んだことはなかった。そして、意外にも名作ランキング等には取り上げられることも少ない。じっくり読めば面白いのだが、さらっとよむには重すぎるためか。モンスターと呼ばれるヨハンとDr.テンマが主人公としてずっと続くのか、各巻毎にヨハンだけ登場するのか？今後が気になる。2018/10/03
あかは
28
昔、読んだときは勢いにまかせて読んだけど、今回はじっくりと。ここから全ては始まる。2014/05/18
