ビッグコミックス<br> ありがとう 〈4〉 人は死ぬ

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ビッグコミックス
ありがとう 〈4〉 人は死ぬ

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  • サイズ コミック判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784091835048
  • Cコード C9979

出版社内容情報

長い単身赴任生活を終えた父が帰ってみると、平凡なはずの家庭は崩壊していた。母はアルコール依存症、姉はクスリ漬けでセックス三昧…。たったひとりまともに見えた妹を頼りに父の「幸せな家庭」復興計画が始まる!

▼第36話/メガネ男が再び空を飛ぶ▼第37話/彼らが貴子を訴える▼第38話/母が消える▼第39話/父が学校へ行く▼第40話/母は青空の下へ立つ▼第41話/人々がつめかける▼第42話/ムシ君が逃げ込む▼第43話/たてこもり続ける▼第44話/父が回想する▼第45話/再び会社の人が来る▼第46話/解散する▼最終話/人は死ぬ●登場人物/鈴木貴子(鈴木家の次女。中学生)、鈴木昌子(鈴木家の長女。不良たちに暴行された記憶がトラウマとなっている)、鈴木一郎(貴子・昌子の父。リストラで会社に解雇されファミリーレストラン店長をしていたが、いまは失業中)●あらすじ/昼休み。相変らず貴子は屋上にのぼっていた。そこでムシ君がいじめに遭う。逆上した貴子はいじめっこ連中のひとりにケガをさせてしまう(第36話)。ケガをした男の子が母親に連れられ、貴子の家にやってきた。いじめの事実はないという。教師がムシ君に事実を確認すると…(第37話)。母の入っている宗教が強制捜査を受けた。しかもテレビのニュースでは、母が主宰者になっていた。おまけに全国指名手配中だという(第40話)。いじめっこを殺したムシ君が貴子を頼ってやってきた(第42話)。母とムシ君、ふたりの犯罪者をかくまう鈴

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃりんこママ

35
貴子の同級生、書原が殺されそうになったり性暴行を受けた挙句、いじめ加害者を殺して貴子の家に隠れる。いじめの被害者だろうが加害者だろうが、生徒同士の殺人に教育関係の対応は大して変わらない。母親は組織の首謀者にされ逮捕される…家族は分裂、崩壊する、それぞれの価値観や意志を持って散って行く。結局私は、この作者の描く女性が、しなやかで意志的なので拒めない。漫画における本当の「蛮行」は山本以降の作家によって行われていると感じている。2014/09/09

ミスター

2
4巻目になるとややしらけるレベルで問題がデカくなっていき、フツーに考えたらおかしいだろと思うが、これは親父のごっこに付き合っているのだと考えると、いわば壮大なちゃぶ台返しとして読めるのではないか。なぜそんな茶番が必要かと言えば、親父が寂しかったからだろう。死を眼前にした親父は親父として存在したい。そういう生への渇望を持ったに違いない。だからこそ親父は問題をでかくしようでかくしようとしていたのだ。自分がこの世界から見捨てられないために。しかしそんな努力も虚しく死は唐突に訪れるのであった。2020/04/24

dokata

2
誰か頭の良い人に解説してもらって納得して気持ちよくなりたい2014/05/22

かやま

1
解散してしまった。2009/11/27

niko

0
初読み作家さん 一巻の登録なかったので四巻で。 独特の世界観で、面白いし、絵柄が好き。 2017/05/13

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