ビッグコミックス<br> ありがとう 〈2〉 貴ちゃんが長い夜を渡る

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ビッグコミックス
ありがとう 〈2〉 貴ちゃんが長い夜を渡る

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  • サイズ コミック判/ページ数 217p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784091835024
  • Cコード C9979

出版社内容情報

長い単身赴任生活を終えた父が帰ってみると、平凡なはずの家庭は崩壊していた。母はアルコール依存症、姉はクスリ漬けでセックス三昧…。たったひとりまともに見えた妹を頼りに父の「幸せな家庭」復興計画が始まる!

▼第12話/会社をやめる▼第13話/レストランで働く▼第14話/奴らに再び会う▼第15話/よっちゃんが告げる▼第16話/よっちゃんが走る▼第17話/花屋の前にたつ▼第18話/ファミリーレストランへ行く▼第19話/貴子をさがしに行く▼第20話/貴ちゃんが長い夜を渡る▼第21話/朝をむかえる▼第22話/そして5日が過ぎる▼第23話/テレビがレポートする●登場人物/鈴木貴子(鈴木家の次女。中学生)、鈴木昌子(鈴木家の長女。私立の女子高生。だが、登校拒否で学校を休んでいる)、鈴木一郎(貴子・昌子の父。会社では課長だったが、突然解雇され現在はファミリーレストラン「死んだ牛」店長)●あらすじ/23年間も勤めた会社に解雇された父は、心機一転ファミリーレストランで働きだす(第12話)。暴行された記憶がトラウマになり、登校拒否を続けていた昌子までも、ファミレスで働きだした。そこに例の不良・角間たちがやってきた(第13話)。貴子は不良に撮られた自分の猥せつな写真が雑誌に掲載されてしまった(第14話)。しかも、おせっかいな友達が父親に掲載雑誌を見せてしまう(第16話)。「貴子だけは」と思っていた父は貴子を問いただすが、貴子は雨のなか、夜の町に飛び出してしまう(第17

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃりんこママ

33
性暴力の氾濫など、とっくに起こってたと今さらながら思える。性描写が原因ではない、女が女の身体を持っているせいでもない…ではどうするか作者は持てる手段で格闘したようだ。主人公の中学生貴子の選択は「郷に入れば」…偏見も批判も人の本能を知れば、さして怖いものではない、としたようだ。学校内のいじめと「事なかれ主義」の教育者の実態も描かれる…20年前も今もさして変わりはない。携帯電話が描かれない以外、古さを感じない。姉、昌子のPTSDが凄まじい。2014/09/09

dokata

2
家族が落ち込んでたら家の中が悲しみで満ちてこちらの気分も落ち込むし、はやくなんとかしたいのだけど、諸悪の根源がありそれを物理的に壊せばすむ問題ではないから、お父さんはもがくように極端な行動にでる。2014/05/22

烏鳥鷏

0
1巻よりは怖くなくなった。やさぐれた次女、前に家を占拠していたDQNたちのもとへいき情婦みたいになっちゃう。もうわけがわからないよ。ぶっ飛んでるし思考が支離滅裂だけどその場その場の焦りとか甘えとかそういう瞬発的な感情が妙に生々しい2013/01/29

かやま

0
ここだけの話。2009/11/07

バッタ屋みどり

0
男がとことん不細工なのが素晴らしい。2021/08/07

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