ビッグコミックス<br> 家栽の人 〈1〉 タンポポ

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ビッグコミックス
家栽の人 〈1〉 タンポポ

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  • サイズ コミック判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784091816719
  • NDC分類 726.1

出版社内容情報

植物を愛するように人を育てる異色の家庭裁判所判事・桑田義雄。現代の人々の愛と孤独を優しく描く都会派森林浴ドラマ。

▼第1話/ポトス▼第2話/カラジューム▼第3話/ポインセチア▼第4話/ユズ▼第5話/コブシ▼第6話/タンポポ▼第7話/桜桃▼第8話/マルハチ▼第9話/サボテン▼第10話/ザクロ●登場人物/桑田義雄(緑山家庭裁判所判事)●あらすじ/父親が高裁の長官であり、自身も将来を嘱望される身であるにも関わらず、“家裁”にこだわり栄転を拒否したことのある桑田。そして、暇さえあれば裁判所の周囲の植物に会いに出かけたり、世話をしたりする彼を変人と言う者もいる(第1話)。▼ある日、桑田の元に持ち込まれたのは離婚した夫婦の子供の親権問題。お互いに権利を主張する両者に「子供の幸せは争って与えるものではない」と諭す桑田。もと夫婦は桑田の言葉によってもう一度やり直そうと考え始める……(第3話)。●本巻の特徴/この第1巻では、数多い問題・事件をいかに迅速に処理するかということに目的を置きがちな家庭裁判所において、常に当事者が抱える問題の本質を見極めようとする桑田の姿勢が描かれる。●その他の登場キャラクター/緑山家庭裁判所調査官補・山本博(第1話)、緑山家庭裁判所事務官・伊藤りさ(第1話)、緑山家庭裁判所書記官・篠原繁蔵(第1話)、緑山署捜査二

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

87
さいきんこの作者の毛利さんが書かれているドキュメントの本を読んでいるので昔読んだコミックを再読し始めました。この主人公は家庭裁判所の判事で、出世欲はなく転勤を拒んで植物に関心のある主人公です。一話づつ植物が関係して最後の結果をそんなに書いていないけれど読者の予想に任せるような書き方にして私は比較的好みです。魚戸さんの初期のころの絵で楽しめます。2017/12/07

はる

24
主人公は、植物を愛する家庭裁判所の判事。 どのエピソードにも植物が出てき、彼の優しい植物への眼差しが物語をほのぼのさせる。 散って落ちた桜の花を使って、「同じものを綺麗と汚いと仕分けるにはナンセンス」ってやつよかったなあ。2021/09/11

しいたけ

21
職場に置かれていたので読む。以前、家に全巻揃えてあったのだが人にあげてしまった。今になれば惜しいことをした。桑田判事の静かな怒りが好き。「失敗した人が、ほんの少し良くなる方法を考えてあげるのが僕らの仕事だから」この漫画を読み判事を目指した人も多いという。「喜ぶことのできない妻」優子が申し立てた離婚調停で、桑田判事は意外にも夫に離婚を勧める。「最後に本気で愛してごらんなさい。自分で引き金を引くんです!」。「優子さん、あなたもたんぽぽにおなりなさい。まず、人を愛するために」。2016/01/13

シンシア

14
無料だったのでKindleで。2020/05/19

つっきー

5
母に勧められて読み始めた。私自身法律を勉強している身ですが、法律を使って仕事をする人に求められるのは単なる知識だけではないよね。2013/01/15

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